えんじぇるさん(岐阜県)の相談
はじめまして。投稿する場所を間違えてしまったかもしれないので、再度投稿してしまいました。
母のことなのですが。今、母は、上顎の右の4番5番、左の4番5番6番をインプラントすることになり、去年10月末にインプラント手術をしました。そこの病院では、インプラントが普通より早く、癒着(定着)するタイプの物を使用しているということでした。(手術は1回法です。)
そして、3カ月経ったのですが、左側が少し腫れているとのことで、キャップをはずしたようです。そしたら、癒着(定着)しておらず、5番6番がはずれそうだったとのことです。4番はしっかりしていたので、大丈夫とのことでした、5番6番を再手術するということです。
そして、5番6番の場所をずらすと言われています。次回、行くときに、再手術だということですが、もとの5番6番の土台も外していないのに、再手術するものなのでしょうか?
定着していないので、すぐに取れる状態であるのなら、除去手術は不要ということなのでしょうか?
まだ、インプラントの土台は、全部はいったままになっています。母は、右側の土台をいれたときは、痛みはなかったけれど、左側のときは、とても痛かったと言っていました。あの痛みを考えると、再度手術することを恐れています。
そして、再手術もそうですが、除去手術も同時に行われるが普通なのでしょうか?それは、当たり前のことなのでしょうか?肉体的、精神的にダメージがありそうで、不安です。
そして、右側の4番5番は、左のことも考えて、さらに1ヶ月、癒着期間として置いておくことになりました。
本当に、こういう判断は、間違っていないのでしょうか?回答をいただけましたら、幸いです。よろしくお願いします。
担当の先生の説明は、難しいことばかりいって、何をするのかが全くわかりませんでした。もっと分かりやすいように説明してほしいです。再手術ということで、費用もかかりませんでした。
ただ、再手術後、10日経ちましたが、寝る時も痛みどめを飲まないといれないくらいの痛みがあります。腫れてはいません。特に問題はないが、インプラントとは別の歯が、歯髄症だといって、治療しようとしてきました。
次の予約まで、2週間もありましたが、痛みがひどくて、別の歯医者にいきました。
ところが、別の歯医者さんは、痛みは、歯髄症ではなく、インプラントの部分だと言っていました。。。ぶよぶよしていて、また、取れるのではないかといっていました。。。。
信用ができなくなってきて、どうしていいのかわかりません。
- 信州口腔外科インプラントセンター
- ( 長野県 上高井郡 )
- 2014年02月25日18時59分
左上の5番6番を今後再手術とのことですが、お話の中では昨年の10月に手術をされたとのことで5番6番に3か月経過しても動揺、腫脹があるということは定着しない原因(感染等)があり、インプラント体の抜去はいずれにせよ必要になると思われます。再手術では当初埋入したインプラントを抜去し、あわせて場所をずらして再埋入するということではないでしょうか。
埋入予定位置の骨量(骨の高さ、厚さ)が十分あるならば、抜去した箇所を掻爬し(感染源を除去)、人口骨等の使用で同部位に再埋入は可能かと思われますが、1回法の場合は外科処置が1回で済むというメリットがある反面、2回法と比べると当初から口腔内に露出しているため骨移植を行う場合には、感染のリスクが高くなります。
骨量が少ない場合は骨造成(骨を造る)、特に上顎臼歯部の場合は上顎洞内に骨を造るなどの処置を行ったうえで埋入する必要があります。今後位置をずらして埋入予定とのことでありますが、ポジショニングにも限界はあり、当初の埋入位置がインプラントの設計上最適なポジションで主治医の先生も判断なされたと思いますので、確実な治療を行う上では時間が必要となりますが、骨量が足りない場合は、まずは骨造成を行い、あらためて同部位に埋入されるのがよろしいのではないかと思われます。
右上の4番5番もさらに1か月待つ期間を設けることは、1回法で口腔内にヒーリングアバットメント(キャップ)が露出しており、感染、動揺がないことは所見としてとれるはずですので、問題なければ治療を継続していただいて差支えないと思われます。
最後に、判断が間違っているかどうかは詳細なデータがないためこの場で正確にお答えすることはできません。御質問に対してのお答えになりましたでしょうか。拝読させていただいた範囲での私見になりますことをお許しください。