たなかさんの相談

カテゴリ:骨再生

GBR処置をした隣の歯の根っこ付近に出来物?

お世話になります。

長年根管治療&延命をしてきた上の歯6番をこの度抜歯し、インプラントに向けてGBR処置を受けました。すでに3ヶ月くらい経過していますが、1ヶ月ほど前から抜歯した箇所の一つ手前の5番の歯根付近に、フィステルとは違ったような小さな硬い白い粒のようなものが1つ現れてきました(触るとほんの少しだけ痛い)。この5番はこれまで治療したことのない歯で、虫歯も指摘されたことはなく(最後の検診は3ヶ月前)、。
万が一フィステルの場合理由が分からず、GBRが何らかの原因となってしまったのかと不安に思っております。
またフィステルが出来るほどの症状の歯がインプラントする歯の隣にあるなどしましたら、インプラント手術、予後に影響しますでしょうか。
 担当の歯科には連絡すると痛みがないのなら次の検診の時で良いとのことでしたが、フィステルが治らず抜歯したのに、こんなすぐに次は隣の歯が?と何とも不安でして。。。
ご先生方のご意見を頂けますと幸いです。

フィステルのある歯がインプラント予定部位の隣りにある場合は、フィステルからインプラント部位に感染が及ぶ可能性があります。そのため、インプラント治療前にフィステルの部位の治療を行う必要があります。   しかしながら、5番が一度も治療をしたことがないということ、白く粒状であるということから、フィステルである可能性は低いと考えます。白い粒はご自身の骨のかけら、抜いた歯のかけら、GBR時に足した人工骨の可能性があります。歯や骨が抜歯後に出てくる場合がまれにあります。その場合はそれをとれば問題ありません。  今回はGBR時に使用した人工の骨が一部出てきた可能性が一番高いと考えます。顆粒状になっている人工骨は必ずしもその場所にとどまるわけでなく、少し動く場合があります。状況によって一部排出されることがあります。ちょうど鼻になにか入った場合はくしゃみをしたり、鼻汁として排出されたり、肺に入った場合は咳をするのと同じです。どうしても気になったり、痛みがある場合は麻酔をして取り除くこともできますが、インプラント埋入時に取り除けば麻酔をしたり、痛い思いをすることが1回のため、そのほうがよいと思います。 気になるようでしたら一度確認してもらうとより安心できると思います。




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