ショートインプラントの症例
歯科インプラントに関する症例『ショートインプラントの症例』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。
更新日:2024/07/05
■目次
ショートインプラントとは ?
骨量が不足しているために骨移植や骨造成が必要とされる場合に、グラフトレス術式と呼ばれる骨移植や骨造成をせずに行う手術の際に用いられる、短いインプラントのことです。
2004年のEAO (European Association for Osseointegration) において、骨内埋入8mm以下のインプラントのことをショートインプラントと定義されました。
術前のパノラマX線像
上顎左側大臼歯部の骨量が不足しているため10mm以上のインプラントを埋入するためにはサイナスリフトなどの骨造成が必要と思われます。
治療計画
術前にCT撮影を行い、画像診断ソフト・ノーベルガイドで3次元的にシミュレーションすることにより、存在している骨を最大限に活用してショートインプラントによるインプラント治療が可能であることが解かります。
術後のパノラマX線像
このようにショートインプラントを使用することで骨造成を行うことなく通常のインプラント治療と同様に治療が可能になります。
最終上部構造装着時(術後レントゲン)
約3カ月後に仮歯を装着して、1~2ヶ月間過ごしていただきます。
最終上部構造装着時(術後口腔内)
その後、最終的な上部構造を装着した時のレントゲン写真と口腔内の写真です。
上顎洞を少し持ち上げるような形でしっかりとインテグレーション(骨結合)しているのがわかります。
記事提供
【PR】フィリップス ソニッケアー
歯科専門家使用率NO.1
あわせて読みたい記事
メディア運用会社について
株式会社メディカルネット(東証グロース上場)は、より良い歯科医療環境の実現を目指し、インターネットを活用したサービスの提供にとどまらず、歯科医療を取り巻く全ての需要に対して課題解決を行っています。
当サイト「インプラントネット」を通して生活者に有益な医療情報を歯科治療の「理解」と「普及」をテーマに、自分に最適な歯科医院についての情報や、歯の基礎知識、インプラントなどの専門治療の説明など、生活者にとって有益な情報の提供を目指しています。
インプラント歯科医院を探すなら「インプラントネット」
インプラント治療を行なっている歯科医院を、全国から簡単に検索できます。お近くのインプラント歯科医院をお探しの場合にもぜひご活用ください。