パースさんの相談
インプラントの撤去は可能か?またそのリスクは?
2015年11月、左下7・6を抜かざるを得なくなりました。左下5は元来欠損だったため、実際は7・6・5の3本がなくなったことになります。
歯茎の状態・体調をみて、半年たった2016年7月に上記箇所へインプラントを3本植立。骨への結着状態などは至って順調でしたが、顎関節症を発症してしまいました。
顎位が落ち着かないので、まだ仮歯のままです。現在顎位調整の治療をしていますが、なかなか思うように進みません。片側の下顎に3本のインプラントがある事で、顎のバランスを崩しているかもしれないとも言われています。左側の顎が重たく、右顎が押されている感じです。頭痛や耳鳴り他、様々な症状で毎日具合が悪いです。
いっそのことインプラントを撤去したくなってきました。
インプラントの撤去は簡単にできるのでしょうか?また費用・リスクなどについて知りたいと思っています。よろしくお願いします。
- 吉江歯科医院
- ( 神奈川県 川崎市高津区 )
- 2016-12-18 01:31:00
なかなか難しい状況の様ですね。
顎関節症について文書から診断することは不可能ですが、基本的な顎関節症の考え方について少しお話しします。
顎と噛み合わせは近い場所にあるからか、顎関節症の原因を噛み合わせと結びつけて考えることが多いようですが、実際は生活習慣病的な要因が多いことが分かっています。
つまり、歯ぎしりや噛み締め、頬杖をつく、うつ伏せ寝、姿勢、などです。
また、頭痛は歯ぎしりが原因の場合もあります。
貴方が悩まされている症状は、健全な歯の持ち主にもしばしば現れる病状です。
さらに、総入れ歯の方には現れにくいことなのです。
つまり、顎関節症の原因はその歯が自分の歯か、インプラントかは関係ない可能性が高いと思われますので、インプラントを撤去する前に適切な顎関節症の治療と診断を受けることが重要と思われます。
参考になりましたら幸いです。
どうぞご自愛ください。
- パース(50歳 男性 会社員 )
- 2016年12月19日22時49分
インプラントの治療が完了すれば、口内環境が落ち着くと思っていただけに、非常に不甲斐ない状況が続いています。
オペもそれなりにしんどかったですが、顎関節症はそれ以上に苦しい状況です。
顎位調整が落ち着いたら、どう対処するか、また考えようと思います。
ありがとうございました。