ゆきんこさん（和歌山県）の相談
カテゴリ：治療方法による差
左の奥から二番目の歯がごろっと抜けてしまい、先日10年ぶりに歯医者に行きました。
一番奥は1年以上前にボロボロと欠けて無くなっていたため、奥歯2本が無い状態で、歯の根っこにかぶさっていた歯茎を取り除いて確認してもらったところ、どちらも修復不可能で、部分入れ歯かインプラントしかないと診断されました。
そこでご質問させていただきたいのですが、これから先、約50年あるとして、部分入れ歯とインプラントでは、やはりインプラントの方が良いのでしょうか?
インプラントの場合、費用がかかるのは大きな問題なのですが、長い目で見た場合、やはり部分入れ歯よりもインプラントの方が良いでしょうか?
それから、私はとても怖がりの痛がりなので、インプラント治療の場合の痛みについても知りたいです。
ご回答、どうぞ宜しくお願い致します。
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- 医療法人よつば徳祐会 松井歯科
- （ 大阪府 堺市北区 ）
- 2009年03月30日14時02分
はじめまして、こんにちは。堺市 松井歯科（よつばインプラントセンター）の松井徳彦です。
部分入れ歯とインプラントの特徴を簡単にご説明させていただきます。
インプラントは、構造上、ほとんど天然歯と同じ様に噛めるようになるのが、一番の利点です。部分入れ歯と比較すると、見た目に優れ、異物感がほとんど無いため発音・発声しにくくなることはありません。
しかし、ご指摘されておられるように費用がかかるということと比較的治療の期間を要するということは大きな欠点でしょう。また、全身的な疾患を有する患者様や特定の薬剤を服用している患者様にも適応できないことがあります。
術中・術後の痛みについてですが、通常のインプラント手術であれば、個人差はありますが、痛みというよりは違和感程度のもので鎮痛剤が十分効く範囲だと思います。但し、術後に腫れをともなうことがあります。
また、どうしても不安な場合は、麻酔の専門医に依頼し、術中に軽い沈静をかけ眠った状態で手術することも可能です。
次に、部分入れ歯についてですが、治療法が比較的簡便で、治療期間が短いことが多いこと、大部分の場合健康保険が適応されることが大きなメリットでしょう。しかし、機能的にはやはりインプラントに劣ることと残っている歯に負担をかけることが欠点でしょう。ただし、使いこなせるようになれば、ある程度のものは咀嚼できるようになります。
部分入れ歯・インプラントどちらが良いかについては、よく治療法の特徴を理解していただき、実際に歯科を受診し歯科医にご相談された上で、やはりご自身で判断されるのがベストだと思います。
以上簡単な説明ですが、ご参考にしていただければ幸いです。
部分入れ歯とインプラントの特徴を簡単にご説明させていただきます。
インプラントは、構造上、ほとんど天然歯と同じ様に噛めるようになるのが、一番の利点です。部分入れ歯と比較すると、見た目に優れ、異物感がほとんど無いため発音・発声しにくくなることはありません。
しかし、ご指摘されておられるように費用がかかるということと比較的治療の期間を要するということは大きな欠点でしょう。また、全身的な疾患を有する患者様や特定の薬剤を服用している患者様にも適応できないことがあります。
術中・術後の痛みについてですが、通常のインプラント手術であれば、個人差はありますが、痛みというよりは違和感程度のもので鎮痛剤が十分効く範囲だと思います。但し、術後に腫れをともなうことがあります。
また、どうしても不安な場合は、麻酔の専門医に依頼し、術中に軽い沈静をかけ眠った状態で手術することも可能です。
次に、部分入れ歯についてですが、治療法が比較的簡便で、治療期間が短いことが多いこと、大部分の場合健康保険が適応されることが大きなメリットでしょう。しかし、機能的にはやはりインプラントに劣ることと残っている歯に負担をかけることが欠点でしょう。ただし、使いこなせるようになれば、ある程度のものは咀嚼できるようになります。
部分入れ歯・インプラントどちらが良いかについては、よく治療法の特徴を理解していただき、実際に歯科を受診し歯科医にご相談された上で、やはりご自身で判断されるのがベストだと思います。
以上簡単な説明ですが、ご参考にしていただければ幸いです。
