ドルフィンさんの相談

カテゴリ:その他

上下両側の奥歯なしのインプラント使用全顎治療のデメリット

インプラント使用全顎治療計画中です。
下あごの奥歯は左右とも、前歯6本以外4番から7番までありません。
上あごの奥歯は左右とも7番はあり、
上右2番から6番はなく、1番は抜歯予定、上左は1番と5番が欠損、2番は抜歯予定です。
(右上奥歯7番の状態も悪い(出血、ぐらつきはない))

上あごの両奥歯を抜歯し、
上下両側の奥歯を作らないで6番まででも可能だと言われましたが、上下両側の奥歯なしのインプラント使用全顎治療のデメリットをご教示いただけますでしょうか。


費用面で厳しいと相談したため提案されたことですが、上あご両奥歯を抜歯すること、上下の両奥歯がなくなることで、大きく顔が変ったりなど、お金に換えられない大きなデメリットがありましたら、よく検討しなければと思っております(すでにコーヌス義歯治療で骨吸収が進み、頬がこけてきて不安になりました)。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

本来は奥歯は7番まで、親知らずが問題なく咬合してる人であれば8番まで奥歯があります。しかも奥歯は1本に対して歯根が2〜3本ある大きな歯です。そのため7番が欠損した状態でのインプラント 治療の完了によって治療後によくある患者様からの不満としましては7番奥歯がないために頬が内側に移動するため見た目の頬が貧相に頬がこけて見える。また食事中に間違えて頬の内側も噛んでしまう。という2点があります。
ドルフィンさん、はじめまして。実際のお口の状態、骨の状態などを診察したのではないですので、ご自身が心配されている”インプラントのデメリット”とは少し回答が異なるかも知れませんのでご了承ください。現在、コーヌスクローネ義歯が装着されて使用されているならばその馴染んで来られている義歯をできるだけ修理使用しておけば顔貌の変化への対応は良いと思います。その土台(内冠)になっている歯牙抜歯部位にインプラント埋入を前歯部に2本埋入できればよく、左上5番は中間欠損でも義歯の安定さえよければOKです。あとは、下顎両側2本ずつインプラントブリッジにて7番を抜かずに咬合関係を崩さないようにできれば現状に近いプロポーションを維持できるかと思います。抜歯の多くは清掃性が悪く予後不良な歯牙です。かかりつけ医に再度、治療のメリット、デメリットについて納得されるまでご相談されるべきだと思いますがいかがでしょうか。
ご質問ありがとうございます。
人の咬み合わせは基本的には5番まであれば噛めると言われていまして事実可能です。
但し、顔貌的には細めの顔貌になってしまうと思います。
そのDrは6番までの再建をお考えであり自分もそのような治療をすることはあります。(かみ合わせと咬合能力的には問題ありません。)
ドルフィンさんの顔貌をお見受けしたことがないので明確なことを言えませんが女性の顔貌と顎の大きさ的には6番までで良いのではありませんか。
また、予算的におっしゃっていましたが徐々に段階を踏まえて進めてもよいのではと思います。

こんな感じでいかがでしょうか。何かありましたらまたご連絡ください。
よろしくお願いします。



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