アンラッキーさんの相談

カテゴリ:骨再生

インプラントのぐらつき

ドイツ在住です。3ヶ月前に、左上前歯のインプラント治療が終了したはずだったのですが、先週からぐらついています。もともと10代の時に差し歯になった歯で、昨年末に差し歯で歯の根っこを折ってしまい、緊急に根を取り除きました。
その際、骨の再生を助ける薬(動物性の物)の様なものを入れ、3ヶ月休憩して、その後インプラントを入れ、また3ヶ月休憩そしてようやく7月末に治療が終わったところでした。
一昨日歯医者に行ったところ、再生されていた骨の部分がレントゲンで見ると黒くなって見え、骨が無くなってしまっていると言われました。原因は、私の歯ぎしり(日中も)と言うことでした。3年前から寝る際にマウスピースはしています。とりあえず、2週間様子を見ると言われました。今後どうなるか全くわからない状態です。
この場合、インプラントのやり直しになるのでしょうか?セカンドオピニオンを受けたほうがいいのでしょうか?

長い時間をかけてインプラント補綴したのにトラブルが起きて心配ですね。
まずはインプラントが動く場合は原因は大きく二つあります。インプラン体そのものがインテグレーションせず、骨から脱離してしまっている状態。もう一つはインプラント体と補綴物(被せもの)を繋ぐネジが緩んだ状態が考えられます。
ネジが緩んだだけなら締め直せばいいですが、インテグレーションしなかった場合はもう一度やり直しです、レントゲンで骨が黒く見えるということは骨が溶けてなくなった可能性がありますので、今回はインテグレーションしなかった可能性が高いです。その場合はもう一度やり直しとなる可能性が高いです。骨を作ってまた待ってからインプラント手術をするかインプラント手術と一緒に骨を作る手術もするのかはケースバイケースです。
まずは主治医とよく相談し、納得できなければセカンドオピニオンとして他の歯科医師の意見を聞くのもひとつの方法だと思います。
  • アンラッキー(41歳 女性 主婦 )
  • 2017年10月10日22時19分
早速の回答ありがとうございました。9ヶ月も掛けてお金も時間も気力もかけた歯が、たった2ヶ月でダメになってしまったのがとてもショックで、相談させて頂きました。
あまり言葉も分からない国で、歯の治療をして、ホッとしていたところにまたの災難で、がっくりしています。
ドイツでは、抜歯後最低3ヶ月は休憩してからインプラントを入れると言う方法以外はほとんど行っていません。その為また8ヶ月以上かけての治療法になるかと思います。次回はきちんとインテグレーションしてくれればいいのですが…。
アンラッキーさん
こんにちは。ご相談ありがとうございます。

抜歯後3か月置いてからインプラントを埋入してさらに3か月置いて被せ物を入れているので手順としては問題有りません。

歯ぎしりはインプラントをダメにする最大の原因と言ってもいいですが、寝る時にマウスピースをしていればほとんど問題有りません。
昼間の噛みしめも強い方はおりますが早期のインプラント脱離の原因にはなりません。

インプラントは動いてますか?
レントゲンで骨吸収が診えるなら動いている場合も有ります。
インプラントが動くほどなら撤去しなければいけませんがその後に骨が再生すれば再度インプラントを入れる事は可能です。

ヨーロッパでは被ばくに対する考え方がシビアですからCTは撮影していないかもしれませんが、欧米人と日本人では骨の大きさはかなり違います。
担当医がいつもと同じ感覚で入れていると骨量が少なかったかもしれません。

もし撤去になった場合はセカンドオピニオンで他の先生にも診てもらったほうがいいかもしれませんね。




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