あおさん（山口県）の相談

こんにちは　あお様　
歯根嚢胞についてですが、基本的には摘出手術で対応する事がほとんどです。ただし症状が進んでいる場合は抜歯となる事もあります。また、摘出しても再発することもあり、必ず治るとは言えませんが、できるだけ抜歯を避ける意味でも、歯の保存を最優先します。
次にインプラントですが抜歯をするぐらいの歯根嚢胞があるという事は、かなり骨が無くなっていると思います。
その際にはそのままインプラントをするよりはしっかりとまず骨を作って、それからインプラントをした方がご安心かと思います。時間は余分にかかることもありますが、長い目で見た場合の安定を考えるとこちらをお勧め致します。
最近インプラントのトラブルを良く耳にしますが、経験のあるしっかりした先生であればご心配はないと思います。また必ずご自身の歯も含めたメンテナンスをする事が長持ちの秘訣です。
万が一インプラントがだめになったとしても、再度インプラント治療も可能ですし、入れ歯にすることもできますのでその後の治療方法が全くない事はありませんので、ご安心ください。
インプラント以外の方法としましては、ブリッジがありますが、前歯２本欠損を支えるとなると両方の歯を数本削ってつなぐことになりますので、支えの歯に負担もかかりますし、削ることのダメージもありますのでお勧めはできません。
なんでもインプラントが良いと言う訳ではありませんが、あお様の場合はインプラントが第一選択かと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　　菅田　貴志

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