ままさんさん(東京都)の相談

カテゴリ:審査と診断

抜歯をしました。その時先生からインプラントをすすめられました。
抜歯をしたのは、かかりつけの歯医者ではなくそこから紹介された医療センターです。私はインプラントの事は考えてなかったのですが、気持が動きました。私のかかりつけの歯科医院は、インプラントに否定的でしたのでインターネットで調べ診察に行きました。
そこで、私がボルテオという骨粗しょう症の薬を飲んでいるとわかると、入れ歯にした方がいいといわれました。
医療センターの先生も三回目に行った時はインプラントに否定的になっていました。
その後かかりつけの歯医者を変え色々話しを聞いてくれる先生でインプラントの事、薬の事を話しました。その先生は薬のんでても大丈夫と言いました。薬を頂いてる婦人科の先生にも聞きましたが大丈夫といわれました。

先生により話が違い迷っていました。友人から教えられてインプラントの説明会にもいきましたら、その先生は3カ月薬を中止すれば治療できると話されてました。

どうしたらいいのか考えがきまりません。助言をお願いいたします。薬は錠剤です。

ままさん こんにちは。
ご質問にお答えします。
結論から申しますと、骨粗鬆症のお薬をのんでいるというだけで、インプラント治療を断念する必要はありません。
当院でも、同じようなケースで問題なくインプラント治療を行い、成功している患者さまはたくさんいらっしゃいます。

ただ、どういった理由で骨粗鬆症の薬をのんでいるのか、現病歴を把握する必要があります。ままさんの文章では、薬を頂いている婦人科の先生は、大丈夫とのことですが、まずは、処方されている主治医に患者さまの既往歴や現病歴を対診し、休薬が可能であれば、一定期間内服をやめてもらったり、別の種類のお薬で対応してもらったりしています。
 そういった、医科の主治医と連携を取って、治療を進めていくことで、インプラント治療が可能になるのです。
 大事なことは、歯科医師、医科の主治医、麻酔医、衛生士、技工士など医院スタッフが、チームを組んで一丸となり、患者さまのために、手術前から術後のインプラントのメンテナンスまで、一貫して責任を持って対応できるシステムと設備のある医院を選ぶことです。
インプラント治療後のメンテナンスも非常に大切になってきます。

インプラント治療は、「インプラントを入れて、それで終了」の治療ではなく、自分の歯のような感覚で、一生噛める喜びを実感し、それを可能にする治療です。

いろいろ悩まれると思いますが、参考になさってください。



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