203高地さん(千葉県)の相談
カテゴリ:審査と診断
お伺いします。
A,左上顎、大小臼歯3本のブリッジが、歯根部が腐食して外れかかっています。
B.右下顎、小臼歯一本の歯根片方が折れてぐらついています。
どうしたものでしょうか?
- 福島歯科医院
- ( 千葉県 柏市 )
- 2010年10月22日20時40分
剣幸会(柏市・市川市)の福島です。ご質問の内容について幾つかの案をお話させていただきます。
A:ブリッジを外して歯牙が土台として使用可能であれば、ブリッジの新製は可能です。
歯牙の腐食がひどく使用不可で抜歯の場は、一般的には着脱式の義歯となります。
B:歯根の破折の場合、小さいほうの破折片を除去し、残りの部分で土台として使用可能の場合は、冠を入れることができます。一本では弱い場合は隣の歯と連結して補強しながら2〜3本の冠を入れるという場合も多いです。
さて、A・B共にインプラント治療を選択することも勿論考えられます。実際、口腔内を拝見してみないと断定はできませんが、一般論でお話させて頂きます。
Aの場合、6番(第一大臼歯)が欠損歯とすると、6番の部位はインプラントに必要な骨量が不足している場合も多いのです。その場合は、インプラント植立ができないこともありえます。また、骨量が不足している状態にどうしてもインプラントとなると、骨造成を行ってからインプラントという手順になります。
Bの場合はオトガイ神経との位置関係によります。神経までの距離が近い場合は私はインプラントは回避します。それより前方の知覚が麻痺する可能性があるからです。また、骨量がしっかりある場合は勿論インプラントが最も優れた方法であると思います。
いずれにせよ、身体の健康状態にそれほど重大な疾患が無く、歯槽膿漏も管理されているという大前提がインプラントの絶対条件となります。
A:ブリッジを外して歯牙が土台として使用可能であれば、ブリッジの新製は可能です。
歯牙の腐食がひどく使用不可で抜歯の場は、一般的には着脱式の義歯となります。
B:歯根の破折の場合、小さいほうの破折片を除去し、残りの部分で土台として使用可能の場合は、冠を入れることができます。一本では弱い場合は隣の歯と連結して補強しながら2〜3本の冠を入れるという場合も多いです。
さて、A・B共にインプラント治療を選択することも勿論考えられます。実際、口腔内を拝見してみないと断定はできませんが、一般論でお話させて頂きます。
Aの場合、6番(第一大臼歯)が欠損歯とすると、6番の部位はインプラントに必要な骨量が不足している場合も多いのです。その場合は、インプラント植立ができないこともありえます。また、骨量が不足している状態にどうしてもインプラントとなると、骨造成を行ってからインプラントという手順になります。
Bの場合はオトガイ神経との位置関係によります。神経までの距離が近い場合は私はインプラントは回避します。それより前方の知覚が麻痺する可能性があるからです。また、骨量がしっかりある場合は勿論インプラントが最も優れた方法であると思います。
いずれにせよ、身体の健康状態にそれほど重大な疾患が無く、歯槽膿漏も管理されているという大前提がインプラントの絶対条件となります。