まさよさん(兵庫県)の相談
1年半前に右奥歯7番を抜歯しました。歯茎が腫れて膿が歯茎から出ていて、被せを外して根っこの治療をすることになり被せを外したまま膿を出すことになり家に帰り食事中に割れてしまい根っこまで割れてしまい抜歯になりました。抜歯後噛み合わせの上の歯を隣の歯と連結してもらい、あとはそのままでいいと言われそのままにしていましたが、今になって抜歯したまま放置も歯並びも悪くなる等支障をきたすと思い怖くなり別の歯医者に通っています。部分入れ歯を作ってもらってる段階ですが、インターネットなどで調べたら部分入れ歯はクラスフ゜をかける歯や残っている歯に負担をかけて次々と歯を失い最後には総入れ歯になるとありました。目の前が真っ暗になり恐怖に襲われています。インフ゜ラントも検討しては高価ですし悩んでいます。
- コイケ歯科医院
- ( 兵庫県 明石市 )
- 2008年09月08日18時07分
はじめまして 朝霧インプラントセンターの歯科医師 小池 健夫です。
従来の欠損歯の治療方法のブリッジ、いれ歯はおっしゃるように 残存歯に負担を強いる治療ではあります。そしてインプラント治療のメリットは
欠損した歯に健全歯以上の咬合力を持つ歯を回復できます。つまりインプラントが残存歯の負担を軽減することまでしてくれるのです。
たとえば 家族で働き者のお兄さんが病気で亡くなったとします。そうすれば他の兄弟など家族がお兄さんの分まで働かなければ家計は成り立ちません。それが入れ歯状態です。ところが 新しいさらに働いてくれるお兄さんが養子でやってきました。突然シェーンが貧しい開拓者の家庭にやってきたみたいに。
それがインプラント治療です。兄が抜けた家庭がなんとかやっていけるか
どうかは 残った家族の能力とがんばりによるでしょう。つまり今回の抜歯が 総入れ歯への第一歩となるかどうかは 残存歯の健康状態と今後のメインテナンスによります。ただ ある程度の費用さへだせば 歯の場合 インプラントという名の シェーンは必ず来てくれます。そしてこのシェーンは
どこにも去ってゆきません。生涯あなたの残存歯を助けてくれるのです。