しょうこさんの相談

カテゴリ:インプラントメーカー

インプラント本台の撤去のリスク

61歳、女性
去年2月からの三本のインプラント治療を始まり、その内左下の奥の3番目の治療は今年の8月末にセラミック冠を被った後、歯の周り、耳の後ろから首、肩、肩甲骨、腕まで痛みが出てきて、日によって痛くない時もありました。先生は最初に骨が急に痩せていたから痛みが出た、そのあと、炎症が起こってるから痛みが出てきたとインプラント本台を撤去しなければならないと言われた。
インプラント本台の撤去をしない治療法又は撤去のリスク、撤去後の治療についてご相談したいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

しょうこさんご質問ありがとうございます。
 私はえなつ歯科・矯正クリニック院長の江夏国禎と申します。
 文章だけなので、実際のところは診察してみないとなんとも言えない部分はありますが、現時点で考え得る内容について書かせて頂きます。
 まず「左下の奥の3番目の治療は今年の8月末にセラミック冠を被った後、歯の周り、耳の後ろから首、肩、肩甲骨、腕まで痛みが出てきて」というところから察するに、その左下奥3番目の治療が原因で今の症状が出ている可能性が高いと思います。
 時間の経過からインプラント自体に問題があるのではなく、おそらく入れた補綴物の噛み合わせが高すぎるか低すぎるなど噛み合わせの問題がある可能性があると思います。
 噛み合わせの問題であるならば、わざわざインプラント自体を撤去する必要まではないので、噛み合わせの調整や上部構造のやり替えくらいですむのではないでしょうか。
 インプラントの撤去はおそらくインプラント周囲の骨を削ることになるので、少し大きめのサイズのインプラントを再埋入するか、骨ができるのを待って再度インプラント埋入をすることになることが多いです。
 リスクに関しては通常のインプラント治療と変わらないと思いますが、しなくて良い治療の可能性もあるので、もう一度担当医の先生と話し合いをされることをお勧めいたします。
  • しょうこ(61歳 女性 )
  • 2022年10月11日16時15分
先生のお話しを聞きました少し安心しました。

早速主治医先生と相談したいと思います。

有難うございました。
しょうこ様 
 本文拝見しました。セラミッククラウンを装着した後の痛みとのことで一つ考えられる要因に噛み合わせがあります。インプラントは天然歯と違い歯根膜がないため、噛み合わせが強いと咬合力がダイレクトに顎骨にかかり、そのような症状が出てくることがあります。咬合調整やマウスピースを装着して症状が変わるか様子を見てはいかがでしょうか。
 もしレントゲンでインプラント体に炎症や感染を疑う像があり、撤去が必要な場合は、撤去と同時に骨造成を行い、4〜6ヶ月待った後にインプラント治療をやり直していく必要があります。
  • しょうこ(61歳 女性 )
  • 2022年10月11日16時19分
  • しょうこ(61歳 女性 )
  • 2022年10月11日16時24分
ご丁寧な説明有難うございました。

早速主治医先生と相談します。

どうぞ宜しくお願いします。



相談を投稿する

専門家が教える歯科インプラントのすべて