ももさんの相談

カテゴリ:最新の治療法

元々歯が無い部分の治療について

右2番の歯が元々ありません。そのため、左から2、1、1、3となってしまっていて、右2番の場所に結構な隙間があります。

左3と左2の間も少し隙間があるのですが、
この場合
左2、1、1をより左3に近づけておーるセラミックにして右2が入る隙間を作り、そこのみインプラントには出来ないでしょうか。

全ての歯をインプラントにはしたくないので
なにかよい方法があれば是非教えて欲しいです。

元々右2番のように歯がない場合のオススメな治療を教えてください。宜しくお願いいたします。

ご質問ありがとうございます。 ももさんの考える方法がベストチョイスだと思います。具体的には矯正治療で欠損部位にスペースを集めます。但し、矯正する場合には上下歯列のバランスがあるので上下全顎の矯正をお勧めします。
矯正後にできたスペースにインプラント補綴するのがよろしいでしょう。
左上2番の先天欠如であるわけですが、現在ある前歯で空隙歯列で審美的にも問題となっていることと思われます。
文中に1)全ての歯をインプラント、、2)オールセラミックにして、、とありますが、既に前歯部を被せ物にしていなくて良好な天然歯ならば、その必要はなく、前歯部を小矯正して右上2番のみをインプラントになされたほうがよろしいのではないでしょうか。拝見していないのですが、私はそう思います。
側切歯に最適なインプラントの直径は3から3.5ミリです。両隣接歯に必要な距離は、近遠心にそれぞれ1.5ミリですので、合計6ミリ以上の隙間がないとインプラントは入れられません。

上顎前歯の矯正治療については、前歯だけでなく奥歯や対合歯の移動についても考える必要があるでしょう。
隣接歯の移動により6ミリの空隙をとった歯槽骨は薄くなるため、骨造成も必要になるでしょう。

1本のインプラント治療に、骨造成と矯正の治療費が加算され、治療期間は数年に及びます。

一方、ブリッジで治療すれば、多少の歯軸のずれ等は歯冠形態により補正可能なため、安価になり治療期間もかなり短くなります。

診察しないと詳細は不明ですが、一般的には、インプラントよりも、ブリッジでの治療が向いている症例と思われます。



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