すわくんさんの相談

カテゴリ:その他

ソケットプリザベーション後のインプラント

  • 投稿者 すわくん さん [58才 男性 ] 2022/07/13/ 22:49
  • カテゴリー その他 その他 治療中
  • お悩みの歯 上あご右3番

お世話になります。
右上3番ですが、悪い歯の抜歯時に穴にインプラントを埋入し隙間に骨材料を入れ同時にオペをするということでした。
しかし、先に抜歯とソケットプリザベーションを8月上旬にして9月にインプラントオペをすると言われました。その方がインプラントオペが楽だからという理由です。
1 ソケットプリザベーション後そんなに短期間で骨材料がたぶん固まりきる前にインプラントオペが可能なのでしょうか?
2 可能だとして、オペが楽とはドクターですか、患者のことでしょうか?
そのクリニックでは他の歯もインプラントオペをし説明はいつも先生でしたが、今回は歯科衛生士からの説明でした。少し不安と疑問をあとで思いました。
よろしくお願いします。

1ソケットプリザーベーションとは、抜歯したところに骨ができるのを待つ、というよりも失われた組織(硬い骨や歯ぐきの柔らかい組織)を保全、あるいは少しでも増やすために行います。どのような条件で、どの部分を保全するのかは状態を診査した術者が決定します。多分この場合はあえて早い時期に手術を行った方が骨の吸収が進む前にいいタイミングなのだと思います。
2 1ヶ月あれば抜いた穴が歯ぐきの組織で覆われます。これを待ってインプラントを植立すれば傷口を歯ぐきで覆うことが容易になります。これは術者にとっても患者様にとってもメリットがありますよね。
追補:当院でも大まかな説明はドクターがしますが、後の細かい説明は衛生士(カウンセラー)に任せます。全てドクターが行なっていれば治療の時間がなくなってしまうからです。その辺りはどうかご理解を。
  • すわくん(58歳 男性 )
  • 2022年07月16日00時43分
お世話になります。
ご回答ありがとうございました。意味が分かり安心しました。
ご相談拝見いたしました。
ソケットプリザベーションとは周囲組織(歯肉や歯槽骨)の保持と骨造成を目的に、抜歯と同時に骨補填を行うことをいいます。なのでソケットプリザベーション後は4〜6ヶ月の期間を空けてからインプラント埋入することが一般的です。1ヶ月後にオペと言うことでしたらソケットプリザベーションではなく、コラーゲンスポンジなどを入れたのではないでしょうか?

楽という表現はあまり適切ではく、手術環境が良くなり術式が単純化され成功率があがるということだと思います。早目早目に準備することで環境を整えられます。



  • すわくん(58歳 男性 )
  • 2022年07月16日12時15分
ご回答ありがとうございます。重ねて質問で申し訳ないですが、抜歯後インプラントとの隙間に骨材料を入れて縫うと最初言われました。コラーゲンスポンジも骨材料同様の効果があるのでしようか?
コラーゲンスポンジにはそこまでの骨造成能はありません。あくまでも抜歯後の治癒促進くらいになります。インプラント埋入時の隙間に補填する材料として使うことはありません。その場合は、自家骨(自分のどこかの骨)や様々な人工材料などで補填します。
北村総合歯科の北村と申します。
ご質問についてですが、
1、については、1ヶ月くらいですので骨材料は完全には固まらないと思われます。おそらく歯肉が治癒するのを待って、インプラントと骨造成を一緒にされる方針なのかな?!と思いました。
2、オペが楽というのは、患者さん、ドクター両方にとってだと考えます。患者さん側にとっては、抜歯した部分のスペースを埋めるために減張切開を大きくしなくても済むので、腫れも抑えられると思われます。
ドクター側にとっても歯肉ができれいれば、術式がシンプルになると考えられます。
疑問点がありましたら、再度担当の先生にお聞きして、不安点を無くしてから治療をされた方が、良いと思います。何か不具合があったときに、不信感に繋がり、双方にとって良くない結果につながりますので。
回答になりましたでしょうか?
治療法や、治療に対する考え方は歯科医師により異なります。
一ヶ月あればある程度の仮骨は生じており、私は不適切だとは思いません。(補填材を使うとすると、補填材にもよりますが)
「楽」というのは歯科衛生士が説明したのであれば、患者様側にとっての意味だと思いますが、一般的には歯科医師が楽だと言うことは、それだけ平易な処置でできるということですので、侵襲等の点からも患者様にとっても楽だということになるかもしれません。ちなみに私は、治療の説明は私がします。



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