ゆぽさんの相談

カテゴリ:骨再生

小さいインプラントと大きいインプラント

イギリスでインプラントをしようとしている者です。
上の大臼歯が1本抜歯になってしまったため、インプラントを入れることに決めました。現地で2つの種類のインプラントを提案されています。1つは骨造成をせず小さいインプラントをする。もう1つは骨造成をして大きいインプラントを入れる。費用は2倍違いますので、小さいインプラントにしようかと思いますが、デメリットはありますか?長い目でみたら高くても骨造成をして大きいインプラントを入れたほうが長く使えたりメリットが大きいのであれば、そちらにしようかとも思います。
先生からは、大きいインプラントの方が丈夫だから長持ちするだろうけど、どちらもどれくらいもつかはわからない。15年を目安に伝えている、と言われました。一度小さいインプラントを入れて、もし将来的にダメになったら骨造成をして大きいインプラントを入れるのもいいかもね、と言われましたが、何度もインプラントをするとその度に骨が削れていずれインプラントができない状態になりませんか?値段もお高いのでそんなに何度もやりたくないです。
今は念入りにデンタルケアをしていますが、とても将来が不安です。

ご相談ありがとうございます。
私の考えでお話をさせていただきます。
小さい(短い)ショートインプラントは私も使用しています。
しかし大臼歯の1本で使用する場合は骨造成して可能な限り長いインプラントを使用するように心がけております。
その理由として大臼歯部分は、かなり大きな咬合力(かむ力)がかかりますので、家の建築と同じで基礎工事の柱は程よい太さで長めが良いのと同じ考えです。
小さい(短い)インプラントを一度入れてダメになるとその部分の骨はかなり少なくなると思いますので、再生がかなり困難になるかなと予想されます。
再度行うとまたその分のコストがかかりますので、その点も考慮してください。
歯科医院によって費用や経験、使用材料、インプラントの種類などに違いがありますので、迷いがあるのであればセカンドオピニオン後のインプラント治療をお勧めします。
  • ゆぽ(32歳 女性 会社員 )
  • 2020年10月20日01時27分
及川先生、ご教授頂きありがとうございます。私は子供の頃歯科矯正をして歯並びは良いのですが、噛み合わせが悪く、前歯が噛み合っていません。その為人より奥歯への負担が大きく掛かっていると思います。なので先生の仰る通り骨造成をしてから長いインプラントをした方がいいように思えました。後悔のないようセカンドオピニオンも得て納得のいく治療をして、なるべく長くインプラントとお付き合いしていこうと思います。



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