こぱさんの相談

カテゴリ:痛みと腫れ

土台(アバットメント?)の装着時に歯茎が押されて激痛が

ご相談させてください。
下顎6、7番のインプラント施術を受け、現在は2次手術が完了し、これから土台とセラミックを被せる段階です。※インプラントはツーピース型だと思います。
先日、型取りした土台の装着ということで施術を受けましたが、土台装着時に歯茎が押され、激痛でした。
色々とインターネットで術例画像を調べていたのですが、ほとんどすべてのケースで自分と同様の状態ではないので心配しています。
私の状態は二次手術が終わって、カバー(ヒーリングアバットメントカバースクリュー?)が被されている状態にもかかわらず、カバーが歯茎にほぼ埋もれている状態で、あまり露出していません。カバーよりも歯茎の盛り上がりの方が上にきています。
このため、土台装着時にネジを回す際に歯茎を圧迫し、耐えがたい痛みが発生しいるのではと素人ながら考えています。
前回、再度、土台とセラミック擬歯を作成するために型取りしたのですが、3週間以上空くため、また歯茎でカバーを覆われ、次回の装着時には激痛なのではないかと心配しています。
これは、インプラント施術において普通の工程なのでしょうか?口コミなども無いため、心配しています。
どうぞ、宜しくお願い致します。

治療ご苦労様でした。インプラントと骨がくっつくまで、インプラントに装着する土台のような物をヒーリングアバットメントと言いまして、通常茶筒のような円柱でできています。ですが、土台や歯(上部構造と言います)は広がって立ち上がります。するとヒーリングアバットメントの時より歯茎が広げられるので、それが痛みみを感じる原因です。私達も痛みが弱い時は麻酔なしでいきますが、痛みが強い時は麻酔を行ってから土台を装着します。
もし装着時の痛みが怖いようであれば、担当の先生に麻酔をお願いしてみるようお勧めします。手術の時のようなガッツリではなく、歯茎に少し麻酔をするだけで十分痛みは無くなりますので、そこまでしんどくはないと思います。長かった治療ももう少しです、頑張ってください!!
医療法人社団信和会ミズキデンタルオフィス・インプラントセンター横浜 院長の 水木です。
下顎の6番7番は大臼歯で一番大きな歯です。インプラント2次手術後に装着する
ヒーリングアバットメントは、歯肉が入りこまないようにしながら、歯肉の治癒形態を整えるものです。
大臼歯では一番大きなサイズのヒーリングアバットメントを使い、高さも歯肉より高いものを使います。
歯肉が狭い場合では、アバットメント装着時に痛みが出て、歯肉が圧迫されて白くなり、場合によっては歯肉が壊死することもあります。
その場合は歯肉をカットして広げたり、アバットメントのサイズをを削合して小さくします。
歯肉が深い場合はマルチユニットアバットメントをインプラント体の上に乗せて、
歯肉の深さを低くしてその上に上部構造を装着します。



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