リンさんの相談
インプラント埋入後の違和感
- 投稿者 リン さん [52才 男性 自営業] 2020/02/10/ 09:57
- カテゴリー その他 インプラントメーカー 治療済
- お悩みの歯 上あご左7番 上あご左8番
宜しくお願いします。
1年前に奥歯を2本、骨造成をしてインプラントを埋入しました。
歯も入って噛めるのですが、歯茎に何となくもやっとした感覚がありました。
その後1ケ月程しても何となく違和感があり、歯を外してみると、食べかすが結構入り込んでいるとのこと。写真でみてもカスがいっぱいでした。
かなり真剣にタフトブラシで丁寧に磨いているのにこんな短期間で、こんなことになるのでしょうか。
先生はしっかり歯は装着されているので隙間ができことはないです。
汚れを押込むような磨き方をしているのではといわれます。
他の場所もインプラントを10年位前にしてますが、全くそのような事はありません。
そもそも、よごれがたまったからもやっとした感覚になったのではなく。
歯を付けた日からです。
歯を装着する前から気になることがあり、体を横に傾けたり戻したりしたときにインプラントの歯茎周辺に圧がかかるような感覚になっていました。今もその状態はあります。
もし仮にインプラントの歯茎周辺の骨が吸収がひどくて、歯茎がぶよぶよしているから、食べかすがたまり、上体を傾けるともやっとした重圧を感じるということはありませんでしょうか。
このままではすぐに周囲炎に侵されてしまい、骨がもっとなくなってしまうことが心配で相談させていただきました。
- コイケ歯科医院
- ( 兵庫県 明石市 )
- 2020-02-12 12:59:00
インプラントは 天然の歯より 直径が小さく
どうしても 冠の下部に空隙ができます
また おっしゃる様に 骨が吸収して 粘膜が下がれば
より そのデッドゾーンは 大きくなりますね
こういった トラブルに対して 術者は 冠の形態の修正が
可能にするため 冠をネジ固定式にして
冠をはずして 清掃性を確かめるように してある場合もあります
また ネジ固定式でなくセメントで冠を接着してある場合も
セメントは 冠が はずせるように 仮着用セメントを使って
ある場合のありますので
その場合は 冠を 一度はずして確認していただける
可能性もあります
外せないなら できるだけ 早いタイミングで清掃してゆくしか
ありません
インプラント周囲炎にり患しているかどうかは お話の中では
断定できません
インプラント周囲炎も あるか ないかではなく
コントロールしてゆくものだと ご理解下さい
どんな方も 歯周病やインプラント周囲炎の程度が
0ではないと いうことです
- リン(52歳 男性 自営業 )
- 2020年02月13日09時38分
インプラントは2回法で、ネジ固定式です。
埋入時のレントゲンと歯を入れたときのレントゲンでは、歯の周辺がかなり黒くなっていると思います。
現在感染等はなっていないようです。
骨と固定してますよとはおっしゃってくださってますが、
感覚は常に浮いたような感覚です。
それを何度か主治医に伝えても、今まで歯がなかったからそんな感じがするのでしょうとのことでした。
周囲炎ではなく、骨を造成した部分が固定されていれば、
このまま経過を見ていくしかないのでしょうか。
- コイケ歯科医院
- ( 兵庫県 明石市 )
- 2020年02月13日19時50分
事実ですが 撮影条件で フェイクな 透過像が出ることもあります
インプラントの骨との結合:オステオインテグレーションは
インプラント表層の一部でもあれば インプラントが動揺することも
浮いてくることも 咬合痛もありません
それと インプラント周囲炎が発生しているのとは
別問題です
冠をネジで外し インプラント周囲を清掃しても
尚 症状が残るなら インプラント撤去 再埋入という選択も
あるのは あるのですが
それは 本人はどう考えるかだと思います
天然の歯だって 歯周病があるから すぐ抜歯ということではありません
つまり 問題をかかえながらも コントロールしてゆくこともあります
第二のインプラント医に 意見を求めるのもありだと思います
- かねこ歯科インプラントクリニック
- ( 山口県 下関市 )
- 2020-02-16 09:54:00
上部構造は、セメント固定式でしょうか? スクリュー固定式でしょうか?
奥歯は上顎ですか? 下顎ですか?
下顎の場合ですと、クラウンを取り付けている部分と頰粘膜との位置が近く、歯茎の土手がないために、食物残渣が入りやすい構造なのかもしれません。
セメント固定式の場合は、歯をつけた日から症状が出たようなので、セメントが接合部分に入り込んだ可能性もあります。
違和感が続いているということは、すでにインプラント周囲炎に罹患していると思います。
スクリュー固定用アバットメントを介した上部構造へ設計を変更して対処します。食べかすが入るのは避けられませんが、入っても出やすいやや高床式の構造で、さらに完全な洗浄ができる術者可撤式(歯科医が取り外すことができる)スクリュー固定の構造に変更します。
奥歯の複数歯の場合、インプラントレベルでなく、アバットメントレベルのスクリュー固定上部構造が、もっともメンテナンス時のトラブルに対処しやすい構造と考えます。
早めの対処が必要と思います。