らららさん(茨城県)の相談
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相談させていただきます。下奥歯の神経のない歯に隙間から食べかすが入り膿むことが度々ありましたので、インプラントを考えています。歯医者様の話では骨が薄いので、私の血液より血小板を取り出しある材料と混ぜ穴に埋め込み骨を回復してからだ、とおっしゃっていました。このように血小板を使うことは一般的なのでしょうか。ご教示ください。
- 江本歯科
- ( 東京都 世田谷区 )
江本歯科医院
http://www.emoto-do.jp/
PRP(多血小板血漿)を併用する再生療法だと思われます。設備に費用もかかるため、全ての医療機関で行われている治療法ではありません。その意味では、一般的とは言えませんが、再生治療では認知されている治療法です。
効果については、骨芽細胞を誘導する能力があるといわれております。しかし、一部の文献には、用いない場合と差がなかったというものもあり(これはPRPの用い方にもよるので一概にも言えない部分があります。)、まだ今のところはっきりとした定説があるわけではありません。しかし、術後の軟組織(歯ぐき)の治癒(治り)には、効果があるといわれ、2次的に骨再生にはメリットがあると考えられます。
すこし、分かりづらい話になってしまいましたが、骨の再生は確実に100%の効果を得るのはなかなか難しいものです。そういった意味で、PRPを使わない場合より、骨再生の効果が期待できるわけですから、もし今かかっている診療所で、PRPを応用できる環境があるのでしたら、使っていただいた方がいいのではないかと、私は思います。
http://www.emoto-do.jp/
PRP(多血小板血漿)を併用する再生療法だと思われます。設備に費用もかかるため、全ての医療機関で行われている治療法ではありません。その意味では、一般的とは言えませんが、再生治療では認知されている治療法です。
効果については、骨芽細胞を誘導する能力があるといわれております。しかし、一部の文献には、用いない場合と差がなかったというものもあり(これはPRPの用い方にもよるので一概にも言えない部分があります。)、まだ今のところはっきりとした定説があるわけではありません。しかし、術後の軟組織(歯ぐき)の治癒(治り)には、効果があるといわれ、2次的に骨再生にはメリットがあると考えられます。
すこし、分かりづらい話になってしまいましたが、骨の再生は確実に100%の効果を得るのはなかなか難しいものです。そういった意味で、PRPを使わない場合より、骨再生の効果が期待できるわけですから、もし今かかっている診療所で、PRPを応用できる環境があるのでしたら、使っていただいた方がいいのではないかと、私は思います。