よっぴーさんの相談

カテゴリ:保険適応

手術で抜歯した場所にインプラントを入れる場合

はじめまして。去年、左下の一番奥の歯を抜歯しました。
虫歯や歯周病ではなく、顎骨にできた腫瘍を除去するための抜歯でした。幸い良性の腫瘍だったのですが、入れ歯が全く安定しないためインプラントを検討しています。そこでお聞きしたいのですが、こういう場合でも保険は適応されないのでしょうか?先日別件でレントゲンを撮った際、「ここインプラントにするの?なら造骨しないとダメだね」と言われたのですが、保険の定義では「広範囲に」と書いてあるので無理ですよね…。

この様な、インプラントを保険でした経験はありません。大学病院の歯科口腔外科を受診してみてはいかがでしょうか?
インプラント治療でも稀に保険適用になる場合があります。
先天性の疾患により顎骨の3分の1以上が欠損や形成不全の状態にあるときや、 病気や事故で顎骨が損失したため骨移植術などの手術を行ったとき
こういった場合は保険が適用されることがあります。
ご相談の状況では、保険適用にならないと思われますので、主治医の先生と相談されて、インプラント治療を検討されては如何でしょうか。
初めまして。御相談いただいた内容に関して回答させていただきます。
良性腫瘍摘出後にインプラントを検討されており、保険が適応されるかどうかという質問ですね。御指摘のように、平成24年4月より良性腫瘍摘出後の高度顎骨欠損に対してインプラント義歯が保険適応となっております。ただし、保険の適応基準は顎の1/3以上の顎欠損という制限があります。左下の一番奥の歯を抜歯したとのことですが、その歯より後方に腫瘍が大きく広がっていて、その部位を大きく切除した場合は保険適応となる可能性もあります。
適応は腫瘍や切除範囲によりますので、詳しくは担当医に御相談ください。
貴女のケースは保険の適用ではありません。大学病院などで、何らかの原因で顎を手術して広範囲に顎の再建術を行い、かつインプラントが必要であると認められた場合に、保険適用となります。詳しくはかかりつけ歯科でご相談ください。



相談を投稿する

専門家が教える歯科インプラントのすべて