マロンさんの相談
カテゴリ:その他
上の奥歯2本が欠損し、インプラントの土台手術をしました。担当医から、メタルボンドの提案がありましたが、ジルコニアも気になり、悩んでいます。アドバイスよろしくお願いいたします。
- 太田歯科クリニック
- ( 静岡県 静岡市 )
- 2018-04-06 15:36:00
被せものが「メタルボンド」の場合は、その「かみ合わせ」部分が金属なら問題ないと思いますが、すべてセラミック(ポーセレン)で覆う場合は注意が必要です。
臼歯部分のかみ合わせ部分にセラミックを使うと、かなりの率で破折の恐れがあります。
最近のジルコニアは審美的に改良が進み、丈夫できれいな人工歯の製作が可能になっています。
今一度、ご相談されることをお勧めいたします。
臼歯部分のかみ合わせ部分にセラミックを使うと、かなりの率で破折の恐れがあります。
最近のジルコニアは審美的に改良が進み、丈夫できれいな人工歯の製作が可能になっています。
今一度、ご相談されることをお勧めいたします。
- 医療法人社団一英会 佐久平センター歯科
- ( 長野県 佐久市 )
- 2018-04-08 20:36:00
以前はジルコニア強度のために対合歯をすり減らしたり適合性の心配もありましたが、現在では適切な研磨を行い必要に応じた咬合調整を行っていけば、材質の硬さに由来するトラブルの可能性も小さくなると考えられています。
また、臼歯部ですので色調の精密さを求める必要もありませんので、単一材のジルコニアを用いればチッピングの心配も小さくなります。
(データ的にはメタル+陶材=メタルボンド より ジルコニア+陶材の方がチッピングしやすい)
アバットメントとの相性も一応問題ありませんし、スクリュー固定も可能ですから、基本的にはジルコニアクラウンも適応可能と考えます。
若干ジルコニアクラウンの方が歯肉との境の部分において厚みが出るので清掃に注意していただくのと仮着セメントと相性が良くないものもありますので、その辺りのところは担当医の先生とご相談ください。
インプラント上部構造としてのジルコニアクラウンは歴史が浅く、次から次へと性能が向上していますのでより改善されていくという見方とまだ不明な部分もあるという見方があります。
また、臼歯部ですので色調の精密さを求める必要もありませんので、単一材のジルコニアを用いればチッピングの心配も小さくなります。
(データ的にはメタル+陶材=メタルボンド より ジルコニア+陶材の方がチッピングしやすい)
アバットメントとの相性も一応問題ありませんし、スクリュー固定も可能ですから、基本的にはジルコニアクラウンも適応可能と考えます。
若干ジルコニアクラウンの方が歯肉との境の部分において厚みが出るので清掃に注意していただくのと仮着セメントと相性が良くないものもありますので、その辺りのところは担当医の先生とご相談ください。
インプラント上部構造としてのジルコニアクラウンは歴史が浅く、次から次へと性能が向上していますのでより改善されていくという見方とまだ不明な部分もあるという見方があります。