デンタルローンの審査に落ちた!審査に落ちた原因は?落ちた場合の対処法も紹介
インプラント治療など高額な歯科治療を受ける際、デンタルローンを利用することで治療費を分割で支払うことができます。しかし、デンタルローンの審査は必ずしも通るわけではありません。
審査に落ちる原因に、収入の不安定さ、信用情報の問題などがあります。審査に落ちた場合でも、諦める必要はありません。今回、審査に落ちた時の対処法を詳しく解説します。
更新日:2025/03/10

■目次
- 記事のポイント3選
- デンタルローンの審査に落ちた!
- デンタルローンの審査に落ちた原因は?
- 収入が不安定
- 信用情報に問題がある
- 他のローンを抱えている
- デンタルローンの審査に落ちた場合の対処法
- 院内分割を利用する
- 他のローンを利用する
- デンタルローンの審査に関するよくある質問
- デンタルローンは、どのような歯科治療に利用できますか?
- デンタルローンで借り入れできる上限額はいくらですか?
- デンタルローンの審査を通過するために事前に準備しておくべき書類はありますか?
- デンタルローン審査に通る可能性を高めるためにはどうすれば良いですか?
- 安定収入を証明する
- 信用情報を確認しておく
- 他のローンを抱えている
- まとめ
記事のポイント3選
・デンタルローンは歯科治療費を分割で支払うローンで、金利が比較的低く、治療費の負担を軽減できる。
・審査に落ちる主な原因として収入が不安定なこと、過去の信用情報に問題があること、多重債務があることなどがある。
・デンタルローンの審査に落ちた場合、院内分割を利用する、他のローン(カードローンやフリーローン)を検討する、保証人をつけるなどの方法がある。
デンタルローンの審査に落ちた!

デンタルローンとは、歯科治療の費用を分割払いで支払えるローンです。一般的に、インプラント治療の費用は公的医療保険の適用外となるため、金銭的な負担を感じるケースが多いです。
デンタルローンを利用することで治療費を分割して支払うことができます。デンタルローンはカードローンよりも年利が低い傾向で、より少ない負担で治療を受けることが可能なことが多いです。
しかし、デンタルローンの審査は比較的厳しく、誰でも通るわけではありません。デンタルローンには利用条件があり、自身の収入や信用情報によっては審査に通らなくなります。
→デンタルローンのメリット・デメリットや返済モデル例に関しては特集記事の「デンタルローンとは?高額なインプラント治療を無理なく分割払い!」をご覧ください。
デンタルローンの審査に落ちた原因は?
デンタルローンの審査に落ちる原因を紹介します。
収入が不安定
収入が不安定な場合、ローンの返済力を疑問視され、審査に通らないことがあります。学生・主婦(夫)・パートやアルバイトなどの非正規雇用の場合、返済能力を証明する必要があるでしょう。
収入が不安定な方がローン審査に通るためには保証人をつけるという方法があります。保証人がいることで返済できないリスクを軽減できるため、一般的に審査に通りやすくなります。
信用情報に問題がある
過去にクレジットカードの返済や家賃を滞納している場合、信用情報機関に登録されている可能性があります。
信用情報がブラックとなっている場合はデンタルローンの審査に通過することが難しいです。審査が通るかが不安な方は事前にご自身の信用情報を確認すると良いでしょう。
他のローンを抱えている
既にローンがある場合、多重債務とみなされ審査が通りづらくなります。
デンタルローンの審査に落ちた場合の対処法

デンタルローンの審査に落ちてしまったものの、インプラント治療は高額であるため、一括払いが経済的に大きな負担であるケースは多いです。
デンタルローンの審査に落ちた場合の対処法を紹介します。
院内分割を利用する
歯科医院によっては独自の院内分割制度を提供しています。一般的なカードローンやクレジットカードよりも低い金利で、無金利で提供される場合もあります。
歯科医院と患者さんとの契約になるため、院内分割の対象となる治療や分割回数などは、歯科医院によって大きく異なります。分割払いによる金額や、治療対象を事前に確認することが大切です。
他のローンを利用する
デンタルローン以外に沢山のローンがあります。カードローンやフリーローンの場合、デンタルローンよりも金利がやや高めな傾向があり、特に消費者金融系のカードローンは金利が高くなります。
ローンのメリットは、自分の好きなことに利用できる、早く資金が手に入る、返済方法が柔軟でライフスタイルに合わせた支払いができる、などが挙げられます。
ただし、金利や返済計画に注意し、無理のない範囲での利用を心がけましょう。
デンタルローンの審査に関するよくある質問
デンタルローンの審査に関するよくある質問と回答を紹介します。
デンタルローンは、どのような歯科治療に利用できますか?
デンタルローンとは歯科治療用のローンです。インプラント治療のほかに、矯正治療やセラミック治療が対象です。
デンタルローンで借り入れできる上限額はいくらですか?
上限額は融資先によって異なりますが、10万円~300万円程度が一般的な融資額です。大手銀行系や信用金庫系のデンタルローンの場合、上限は通常200万円~300万円程度です。消費者金融系の場合、上限が300万円~500万円程度の場合もあります。ただし、過去の返済実績や信用情報によっては、融資額が変わります。
高額な治療の場合でも、融資額の上限内であれば全額カバーすることが可能ですが、上限を超える治療費用が必要な場合は自己負担が生じることもあります。
審査基準や融資額の上限は、金融機関ごとに異なるため、申し込む前の事前確認が大切です。
デンタルローンの審査を通過するために事前に準備しておくべき書類はありますか?
デンタルローンの審査に通過するための必要書類は、一般的に以下の通りです。
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)
・収入証明書(給与明細書、源泉徴収票、確定申告書など)
・引落し口座の通帳またはキャッシュカード
・歯科医師による見積書
デンタルローン審査に通る可能性を高めるためにはどうすれば良いですか?
審査に通る可能性を高めるためには、以下の点に注意しましょう。
安定収入を証明する
定職についていることや、過去数ヶ月の給与明細書を提出することで、収入の安定を証明できます。
信用情報を確認しておく
信用情報に問題があると、デンタルローンの審査に影響を与える可能性があります。自分のクレジットカードやローンの支払い履歴をチェックし、過去に支払いの遅れや未払いがないかも確認しましょう。
自分の信用情報は信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターなど)で確認できます。
他のローンを抱えている
既にローンがある場合、多重債務とみなされ審査が通りづらくなります。
まとめ
一括払いが大きな負担になる場合、デンタルローンの利用は有効な選択肢の一つです。デンタルローンを利用することで、高額な歯科治療費を分割で支払うことができ、毎月の経済的負担を軽減できます。
また、審査基準に通れば、金利が比較的低いプランを選べることもあり、返済計画がより立てやすくなるでしょう。経済的な面でインプラント治療を諦めてしまう前に、デンタルローンを活用することで、無理なく治療を続けることができます。
記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。
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