インプラントにしたらガムはNG!? 食べられない食べ物とは
「インプラントにしたら何でも食べられるようになった」なんて感想や広告を見かけますよね。
でも、本当にインプラントにしたらなんでも食べられるのでしょうか?
高いお金を払ってインプラント治療をしたのに、好きなものが食べられなかったなんてことになったら嫌ですよね。
インプラント治療後に食べられない食べ物はあるのか、調べてみました!
更新日:2022/08/15
■目次
インプラントはしっかり食べられると聞いたのに…
インプラント治療をしたら、しっかり噛めてなんでも食べられるから入れ歯よりもいい、なんて耳にしますよね。
でも、インプラント治療後に歯科医師から「食べる物に気を付けて」と言われてびっくりしたという人もいるようです。
また、SNSやインターネットで検索すると「食べたもののせいでインプラントが壊れた」「インプラントに痛みが出た」などのトラブルもあるようです。
せっかく高いお金をかけてインプラント治療をしても、食べられないものがあるのは残念ですよね。
インプラント治療後は本当に食べられないものがあるのでしょうか?
特に食べられないといわれるガムのようなくっつくものは、本当に食べられないのでしょうか。
インプラントはガムは食べられない!?
入れ歯ではガムやお餅などのくっつくものは食べられないケースがほとんど。
調べてみると、インプラントでもガムは食べられないという記載も見かけます。
ですが、実際はインプラントにすればガムを食べることは問題なくできるはずです。
入れ歯とは違いインプラントは骨に埋め込まれるため、ガムやお餅がくっついても骨から抜けてしまうことはありません。
ガムでもお餅でも、問題なく食べることができますよ!
しかし、ひとつだけ注意点があります。
それは、仮歯の期間です。
インプラント治療の途中で使用する仮歯(プラスチックの被せ物)にはガムやお餅がくっつきやすいほか、インプラントと強固にくっついているわけではないため被せ物が外れてしまうこともあるようです。
セラミックやジルコニア、金属などの最終的な被せ物を取り付けるまでは、くっつきやすい食べ物は避けておきましょう。
食べていいタイミングがわからないという方は、歯科医師に聞いてみてくださいね。
インプラントで食べられない食べ物とは?
インプラントを装着した後に食べられない食べ物は基本的にはありません。
インプラントは第二の永久歯と呼ばれるほど自分自身の歯のように噛めるものであり、治療が完了すればしっかり噛むことができます。
ですが、基本的には何でも食べられるインプラントですが、食べるとトラブルに繋がる食べ物はあります。
例えば、硬い殻を持つナッツや梅干しの種、氷など硬いものを噛み砕こうとすると、インプラントに強い衝撃が加わって痛みが出ることがあります。
また、インプラントを埋め込んだ後にセラミックなどの被せ物が欠けたり割れる、傷が付くこともあります。
自分自身の歯であっても硬いものを噛んで歯が割れたり痛みが出ること自体はあるので、インプラントならではの食べられないものとは言えませんが注意しておきたいですね。
わざと外れやすく被せ物をつけることもある
インプラント治療が終わったら、インプラントが壊れるなどの大きなトラブル以外は起きないと思っていませんか?
実は、インプラントの被せ物を外れやすいセメントでくっつけておくことがあるんです。
インプラントの被せ物は「ネジ式」と「セメント式」のどちらかでインプラントとくっつけておく方法がほとんど。
「セメント式」の場合は、外れにくいセメントでしっかりくっつけていないと外れやすいことがあります。
ですが、それはインプラント治療の失敗ではありません。
外れにくい強いセメントでくっつけてしまうと、何かあった時に被せ物を完全に壊して外すしかなくなってしまいます。
そうすると、外した被せ物は破棄、新しく作り直さなくてはいけません。
再作製を避けるためにトラブルの対応が後手に回ったり、患者さんとの費用トラブルを避けるためにも、わざと外れやすくすることがあるようです。
その場合は、くっつきやすいガムやお餅を食べると被せ物がとれてしまうことがあります。
食べ物によってはすぐに被せ物が取れてしまう、などのトラブルがある場合は、歯科医師に相談してみてくださいね。
まとめ
インプラント治療によって食べられなくなるものは、基本的にはありません。
あまりに硬いものや、強く噛む必要があるものは自分自身の歯のためにも避けた方がよいですが、入れ歯と比べてしっかり噛める、食べられるものが増えるのは事実といえるでしょう。
ただし、治療中は治療の進行度合いによっては食べられないものもあります。
インプラント治療中は、食べられるものを歯科医師に確認しながら食べるようにしてくださいね。
記事監修
歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。
歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。
2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。
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