■目次
入れ歯を利用して噛み心地を改善したインプラント治療の症例
STEP1 抜歯
まずは全ての歯を抜歯します。
抜歯後は、仮の入れ歯を使用して、歯茎と骨が治癒するまで待ちます。
STEP2 手術のシミュレーションとドリルガイドの作製
CTであごの骨の状態を撮影し、その精密なデータを元にコンピュータ上でインプラントを埋め込む位置を決定します。
また、的確にインプラントを埋め込むためのインプラント用のドリルガイド(手術用テンプレート)も作製します。
STEP3 インプラントを埋め込む
ドリルガイドを用いて、下あごに4本のインプラントを平行に埋め込みます。
平行にすることで、入れ歯をより安定させることができます。
STEP4 入れ歯を固定する土台をセットする
インプラントが骨と結合したあとに、インプラント体に入れ歯と固定するための土台(アバットメント)をセットします。このとき、4つのアバットメントが平行になる様にします。
次に、このアバットメントのヘッド部分に、入れ歯の内側とぴったりと固定するためのキャップ(ゴールドキャップ)を取り付けます。
STEP5 インプラントに入れ歯をセットする
そして、入れ歯の内側にもアバットメントとぴったりと合うゴールドキャップを取り付けます。
これによって、茶筒のように入れ歯とアバットメントが固定され、必要な時以外は外れなくなります。
一般的に、下あごの入れ歯が安定すると上あごの入れ歯も安定します。
上下が総入れ歯の方でも、このように下あごに4本のインプラントを使うだけで、非常に安定した噛み合わせと噛み心地を手に入れることができました。
※治療結果は、患者様によって個人差があります。