下顎1本をショートインプラントで治療した例

歯科インプラントに関する治療説明『下顎1本をショートインプラントで治療した例』についてご紹介します。ショートインプラント1本を埋め入れた症例です。

更新日:2021/12/02

■目次

  1. ショートインプラントで周囲の歯の延命につなげる 
  2. Before
  3. STEP1 抜歯をする
  4. STEP2 ショートインプラントを埋め入れる
  5. After 人工の歯を装着して完了

ショートインプラントで周囲の歯の延命につなげる 

Before

Before

右下の歯1本が割れてしまった状態で来院されました。レントゲン撮影を行ったところ、歯を保存できる状態ではありませんでした。両隣の歯を削って治療するブリッジよりも、インプラント治療を行った方が、周囲の歯の延命につながることを説明し、患者様はインプラント治療を選ばれました。

STEP1 抜歯をする

STEP1 抜歯をする

まずは、割れた右下の奥歯を1本抜歯しました。

STEP2 ショートインプラントを埋め入れる

STEP2 ショートインプラントを埋め入れる

下顎の場合、骨の中に太い神経が通っています。この患者様はインプラントを埋め入れる位置が神経に近かったため、ショートインプラントを埋め入れました。

After 人工の歯を装着して完了

After 人工の歯を装着して完了

人工の歯を装着しました。見た目の違和感はほとんどありません。
※治療結果は、患者様によって個人差があります。

記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。