インプラント術前検査と費用の内訳

インプラント手術を受けるためには術前の検査が必要不可欠です。こちらでは検査に必要な費用の目安や検査内容についてご紹介しています。

更新日:2020/06/19

■目次

  1. お口やお身体の状態を確認する術前検査
  2. ■お口の状態の確認
  3. ■レントゲン撮影
  4. ■血液検査
  5. ■歯型の模型
  6. ■お口の写真撮影
  7. ■診断料
  8. 記事監修

お口やお身体の状態を確認する術前検査

インプラント治療を受けるためには事前検査が必須です。医院によっては無料カウンセリングを実施している医院もありますが、口腔内の状態を詳しく検査するにはそれなりの費用が必要です。
気になる検査費用の合計は、おおよそ15,000~50,000円が一般的のようです。以下にて、検査の内容と費用の内訳についてご紹介します。

検査の内容と費用は、歯科医院(または歯科医師)によって異なります。

■お口の状態の確認

費用例 1,500~5,000円

虫歯や歯周病の有無、噛み合わせの状態を確認します。

■レントゲン撮影

費用例 5,000~30,000円

レントゲン撮影は鼻から下あごまでのおおまかな平面の全体像を把握することができる「パノラマ」と、2~3歯とその周囲組織の平面像を詳しく確認することができる「デンタル」、お口全体の状態を立体画像であらゆる角度から審査することができる「CT」の3種類があります。

インプラント治療で使用されるレントゲンの種類

■血液検査

費用例 7,000~10,500円

患者さんの健康状態によっては血液検査が必要な場合があります。

インプラント治療で行われる血液検査について

■歯型の模型

費用例 2,000~5,000円

歯型の模型を作製します。

■お口の写真撮影

費用例 無料~1,000円

治療過程を記録するために口腔内の写真を撮影します。※クリニックの方針によっては撮影しないこともあります。

■診断料

費用例 5,000~15,000円
インプラントを埋め入れる位置と本数などの治療計画を立てます。

>>インプラント治療にかかる費用2~インプラントシステムの費用

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。