入れ歯の悩みを解決する「インプラント治療」

入れ歯を使用で、噛むときに痛みを感じる・すぐにズレたり外れたりするなどのお悩みを抱えている方が多いようです。ここでは、そんな悩みを解決する「インプラント治療」を写真を使ってご紹介します。

更新日:2019/09/26

■目次

  1. 60歳代 女性の場合
  2. BEFORE 治療前のお口の状態
  3. インプラント治療の流れ
  4. STEP1 インプラントを埋め入れる
  5. STEP2 アバットメントを装着する
  6. STEP3 人工の歯を装着する
  7. BEFORE&AFTER 人工の歯を装着した後のお口の状態
  8. 治療後のレントゲン

60歳代 女性の場合

治療前のレントゲン写真

こちらの患者様は、上下の歯ともに部分入れ歯を使用していましたが、違和感を感じていたために、インプラント治療を希望されました。




BEFORE 治療前のお口の状態

治療前のお口の状態

※左の写真が部分入れ歯を装着しているときのお口の状態です。
※右の写真が部分入れ歯をはずしたときのお口の状態です。

インプラント治療の流れ

STEP1 インプラントを埋め入れる

インプラントを埋め入れる

写真から見て、左下の奥歯に2本のインプラントを、右下の奥歯に1本のインプラントを埋め入れます。インプラントを埋め入れた後のレントゲン写真です。



STEP2 アバットメントを装着する

アバットメントを装着する

埋め入れたインプラントが顎の骨と結合するまで2~3ヵ月ほど期間をおいてから、インプラントと人工の歯を接続するアバットメントを装着します。




STEP3 人工の歯を装着する

人工の歯を装着する

アバットメントに、何度も調整を重ねて作成したセラミック製の人工の歯を装着します。まわりの銀歯もすべてセラミック製の被せ物に変えました。




BEFORE&AFTER 人工の歯を装着した後のお口の状態

左が入れ歯の違和感に悩んでいた初診時の口腔内写真です。
右が全てセラミックの人工の歯になり天然の歯の様な見た目です。

治療前

人工の歯を装着した後のお口の状態1治療前

治療後

人工の歯を装着した後のお口の状態1治療後

治療前

人工の歯を装着した後のお口の状態2治療前

治療後

人工の歯を装着した後のお口の状態2治療後

治療後のレントゲン

治療後のレントゲン

インプラント治療によって、違和感なくしっかりと噛めるようになりました。







※ 治療結果は、患者様によって個人差があります。

記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。