どうしてCT撮影をするの?CT治療の必要性

どうしてインプラント治療ではCT撮影が必要なの?レントゲンで十分なのでは…?
そんな疑問をお持ちかもしれません。
でも、CT撮影をすることは、実はとても大切なのです。
どうしてCT撮影をするのかを見ていきましょう。

更新日:2019/10/09

■目次

  1. CT撮影は本当に必要?
  2. CT撮影がインプラント治療では重要
  3. 歯科用レントゲンの場合
  4. CTの場合

CT撮影は本当に必要?

CT撮影がインプラント治療では重要

CT撮影

CT撮影は歯科治療全般において、さまざまな診断に応用ができますが、 インプラント治療においては、特に、より確かな精密な診断を行う必要があるためCTによる撮影が重要です。





歯科用レントゲンの場合

歯科用レントゲンで得られるのは二次元の平面画像なので、 形や大きさ、距離や位置関係などを正確に把握することが困難です。

CTの場合

CT撮影では、目的の部位を水平、垂直、斜めと三次元に表示できます。 患者様のインプラントの埋入部分の骨の状態を、 事前に把握することはもちろん、 傷つけることの許されない神経の位置も確認できます。

CTデータを解析し、立体的に手術予定部位の状態を知ることは、 科学的根拠に基づいた診断による安全な手術につながります。

また、データをデジタル処理することで、コンピュータ上での手術シミュレーションも可能となります。

患者様にとっても、CT画像を使い視覚的にも分かりやすい説明を受けられることで、 ご自身の治療に対しての理解度が高まり、安心して治療を受けることができます。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。