医療法人 加来歯科 医院HP
大分県中津市三ノ丁1278-3
インプラント治療について
虫歯や歯周病で歯を失ってしまった所に人工の歯根を埋め入れ、そこに人工の歯を被せることで、天然歯のような状態まで、噛む力を改善させる治療法です。
インプラントは、硬いものを食べたときの違和感や痛み、入れ歯を装着しているときの異物感や話しにくいメリットがあります。また、硬いものをしっかり噛めたり、話すときも発音しやすかったりするだけでなく、義歯の見た目を天然歯にように調整することも可能です。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
従来の治療法との比較
人工の歯根を顎の骨の中に埋め入れる「インプラント」
歯の現状
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歯を1本失った場合
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歯を複数本失った場合
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歯をすべて失った場合
従来の治療
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隣の歯を削りブリッジにします。隣の歯が虫歯になっていない健康な歯でも削らなくてはなりません。
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取り外しの入れ歯を作り、バーを左右に渡して固定します。さらに止め金でも固定しますが、口の中に金属や樹脂の台が入ります。
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全部に床のついた入れ歯を装着します。顎の骨が退縮すると入れ歯が不安定になりやすい場合があります。
インプラント
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インプラントは隣の歯を削ることなく植立し、人工歯を取り付けます。治療の跡が残りにくいです。
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数本のインプラントを植立し、インプラント同士を連結し固定の歯を作ります。入れ歯を固定するバーや止め金が必要でなくなり、口の中もすっきりし、しっかりと噛めるようになります。
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数本のインプラントを植立し、連結された装置に入れ歯を固定します。入れ歯が安定し、口の中で動いたり、笑ったときに飛び出すことなく、しっかり噛めるようになります。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
インプラント治療の流れ
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パノラマレントゲンと顎模型で、まずインプラントが可能かどうか予測する
インプラント治療を始める前に、患者様一人ひとりがインプラント治療に適しているかを診断します。パノラマレントゲンを使い、顎の骨の位置や量を確認し、インプラントの埋め入れが可能かどうか判断します。
顎の骨が少ない場合は、骨を増やす手術が必要な場合もあります。 -
CT撮影の準備・撮影
どこにインプラントを埋め入れるかの情報をCTデータ上に入れるために、顎模型でCTに映る人工歯を配置したステントを作製します。
院内に設置しているデンタルCTで撮影して、CT解析用パソコンにてご説明します。 -
カウンセリング
日を改めて、シミュレーションソフトで顎骨の立体像を作製し、そこに実物大のインプラント体を配置してみます。
患者様のご希望に合わせて、どの種類のインプラントが良いのか、その本数、長さ、太さ、方向、位置などを決定します。 -
インプラント埋め入れガイドのオーダー
インプラントを埋め入れる本数が多い時はシミュレーション通りに埋め入れできるように、インプラント埋め入れガイドを作製します。(ベルギー製)
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人工の歯根を埋め入れる
インプラントの埋め入れ手術を行います。埋め入れる箇所の骨の幅や高さが足りない場合は、事前に増骨したり、埋め入れと同時に増骨します。埋め入れ直後にCT撮影をして、計画通りに進んでいるかを確認します。
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治癒期間
埋め入れたインプラント体が顎骨に結合するのを待ちます。状態により治療が早い方で2ヵ月、大きく増骨した場合は6ヵ月程度待つことがあります。
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印象
シリコンラバーで精密な印象を採り、模型上で上部構造(被せ物)を作製します。
ただし、本数の多い場合や前歯は、噛み合わせや形を決めるために仮歯で様子を見てから最終的な被せ物を作製します。 -
インプラント体にセット
埋め入れたインプラント体にアバットメントという土台を入れ、それに最終的な被せ物をセットします。
当院では必要な時に外せるようにネジや仮着セメントで仮付けを行います。 -
メインテナンス
定期的にクリーニングや噛み合わせの調整を行い、インプラントを長期間使用できるようにします。
必要に応じてレントゲン撮影やCT撮影をして問題が起こる前に解決します。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
当院の診療機器
歯科用CT
当院では、3次元画像で精細な診断を実現する
歯科用CT X線装置を導入しています。
一般CTとは異なり、横にならずに座ったままで撮影できます。撮影時間は約18秒で、楽に撮影を受けられます。
1回の撮影で構築される3次元画像領域から、任意の方向に精密な3方向断面画像が得られ、3次元画像からより精細な診断や初期疾患の発見が可能になります。それにより、安全なインプラント治療を行えるようにしています。
ガイデッドサージェリー
患者様一人ひとりのインプラントの埋め入れ位置を把握するサージカルガイドの作製が、国内の技工所で作製することが可能になりました。
従来はスウェーデンに発注し、手術の開始まで時間がかかりましたが、納期が短くなることで早く手術ができるようになります。技工用機器で座標軸や角度を設定し、患者様に適しているかを石膏模型上で確認することも可能です。
よくあるご質問
Q1.インプラント治療は誰でも受けられますか?
ほとんどの方が可能ですが、年齢、全身状態、顎の骨の状態によってはインプラント治療が適さない方もいらっしゃいます。また、顎の骨が少なくて先だって骨を増やす手術が必要な方もいらっしゃいます。
Q2.インプラント手術に痛みや腫れはありますか?
麻酔をしますから手術時にはほとんど痛みはありません。術後の痛みは奥歯の抜歯をした程度の痛みがあります。腫れに関しては個人差がありますが、術後、多少腫れることがあります。
Q3.インプラントはどのくらいもちますか?
定期的なメインテナンスを行うことで、インプラント自体は長期間安定した状態を保ちます。天然の歯と同じで歯周病のような状態になることもあります。毎日のホームケアと歯科医院での定期的なケアは欠かせません。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
インプラントネット治療説明
医療法人 加来歯科は、インプラントネットの治療説明コンテンツに協力しています。
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