医療法人白鵬会阪本歯科矯正歯科大阪駅前マルビル診療所医院HP

大阪府大阪市北区梅田1-2-2-200 大阪駅前第2ビル2階

初診患者様の治療の流れ

最初の日(第1日目)

最初の日は、患者様の主訴(一番気になるところ)を聞き、痛みや腫れなどの緊急の処置が無ければ、基本的な検査を行います。レントゲン検査、虫歯の有無、噛み合わせの診査、お口の型取りなどを行います。
もし、痛みや腫れ、歯の破折や義歯の修理など、緊急を要する処置が必要な場合には、それらの治療を先に行い、それらの治療が一段落してから検査に移ります。
- デジタルレントゲン機器にて検査させていただきます。
- 患者様のお口の状態を詳細に調べさていただきます。
次の来院日(第2日目)

検査資料を基に治療内容を説明させていただきます。
治療の期間とかかる費用、必要な治療内容を説明させていただきます。
次の来院日(第3日目以降)

治療を進めて行くかどうか、患者様からお返事をお聞きします。
治療を進めて行くことが決まれば、各科の細かい検査、歯周病の検査・インプラント治療の検査、または矯正歯科の検査などです。
これらの最終検査が終わりましたら、治療の計画書をお渡しし、治療に必要な費用を書面にてお渡しします。
治療を最終的に進めて行くかどうかは、このときにお決めいただければ結構です。

院長から

患者様の治療計画は、外来治療が終了した後に、院長自身が個々の資料を参考に、一人づつ時間をかけて行います。そのために、検査した日に、ご説明できないこともありますが、ご理解ください。
治療計画は複数の治療担当医にお聞きすることをお勧めします。患者様ご自身が十分内容を理解してから治療にかかってください。
治療費や通院距離も大切ですが、患者様の病気を治すことが出来る医師に出会ってください。

インプラント治療

歯がなくなってしまった場所に人工の歯を手術で作る治療法です。当院でのインプラント治療の歴史は古く、1970年から行なっています。インプラントの担当医の下で十分な検査をしてから行う処置ですので心配は要りません。

当院では、初診の説明から検査結果の説明、手術、メンテナンス治療までをすべて同じインプラント担当医が責任を持って行います。

骨がなくてもインプラントは可能?

歯を抜いた場所や骨が元々少ない場所でもインプラントは可能な事があります。再生治療と言って、患者様自身の骨の細胞を増やす治療を併用すれば、骨の少ない場所でもインプラントは可能です。当院にご相談下さい。

インプラントは何年もつの?

矢印の場所は30年経過しています。

よくインプラントで作った歯は一生持つのですかと聞かれます。一般的にインプラントで作った歯は10年前後と考えてよいと思います。もちろん15年、20年も口の中で咀嚼(そしゃく)しつづけているインプラントもたくさんあります。
しかし、インプラント治療を行うことになった場所に、もともとあった歯はどうしてなくなってしまったのか、思い出してみてください。事故などで歯を失った方もあるでしょうが、インプラント治療をされる患者様には、虫歯や歯周病で歯を失った人が多いのです。
インプラントで再び歯を取り戻しても、同じように口の中を不潔にしていればインプラントの寿命は短くなります。
インプラント治療には、歯を作る外科の技術だけではなく、口の中の清掃治療、歯肉の治療や、補綴(ほてつ)というインプラントの上に被せる物の技術も必要です。インプラント治療と口の中の清掃治療とはセットと考えてください。
ですから、インプラントの治療が終わるころ、患者様は正しい歯や歯肉の清掃ができるようになっているはずです。
また、インプラント治療後も定期的に通院し、検査してもらうことも必要です。

CTを用いた総合的な口腔健診

当院では歯周病の検査を中心に歯科用CTによる画像診断を使用した総合的な口腔健診を行っています。
CT画像診断は2012年4月から公的医療保険が適用になりました。
結果、多くの患者様が総合的な口腔健診を受けることが可能になりました。
この歯科用CTでの検診はインプラント治療の精度向上にも寄与しています。

インプラントのQ&A

Q.インプラントってなに?怖くない?

インプラントは人工臓器の移植治療の一種になります。
歯茎に埋まった状態の親知らずなどの歯がある場合はそれを利用し、失った歯を補うことができますが、多くの方は移植に利用できるそういった歯がありません。
そのため、代わりに人工の歯根と歯を利用し、失った歯を補います。
詳しくはご来院時にご確認ください。

インプラントの手術は簡単な手術だとは言えません。ただ、現在は手術技術などが発達し、成功や失敗を論ずるべきレベルの手術ではなくなっています。
しっかりと事前の検査などを受け、専門的な知識を持った歯科医師の治療を受けることで、失った歯を補い、以前と同じように歯をご利用いただけます。

Q.インプラントの耐久年数は?不具合や長持ちさせるためには?

インプラントの一般的な耐久性は10年～20年と考えてよいと思っています。
ただ、虫歯や歯周病が原因で歯を失ったような場合、インプラント治療でせっかく失った部分の歯を取り戻しても、口腔内のケアを怠ればインプラントの寿命は短くなります。
インプラントの不具合の原因は、歯周病の細菌が原因となることが明らかになっています。そのため、インプラントを入れた後は、定期的な通院をし、検査をしてもらうのと合わせて、口腔内を清潔に保てるように努めることが大切となってきます。

Q.骨が少なくてもインプラント治療は受けられる?

歯を抜いた場所や骨が元々少ない場所でもインプラントは可能な場合があります。
そのために行うのが顎の骨の再生治療で失われた骨を補うことでインプラント治療を行えます。
詳しくは医院にてご確認ください。

Q.インプラントの治療費用は?

インプラント治療はほとんどの場合で公的医療保険の適用ができません。
そのためどうしても治療費用は高額になってしまいます。
実際の費用は患者様の症状によっても変わってきますので、一度ご相談いただき、検査などの結果から診断・お見積りを行いお伝えすることになります。
目安としては料金表をご確認いただければと思います。

※治療結果は患者様によって個人差があります。