医療法人聖医会 中村歯科医院 医院HP

インプラント治療の前に口腔内全体を診断

当院は、インプラント治療の前に口腔内全体を診断して患者様に適した治療プランをご提供することを心掛けています。
治療が必要と思われるところだけではなく、患者様がご自身の歯を長く保つために様々な視点からの治療方法をご提案させていただくことで、患者様により良い治療をご提供できるように努めています。

チーム体制での歯科医療のご提供

歯科医療の分野も専門化・細分化が進んでいます。そのため一人の歯科医師がすべての治療を担当するのではより良い治療結果を導きにくくなっています。
当院では在籍している3名の歯科医師が自分の専門分野を生かしながら、歯科衛生士とも相互連携をはかり、各分野に対して役割分担を行い、それぞれの専門性を活かしながらチーム体制での歯科医療を行えることが当院の強みだと考えています。
そのうえで、インプラント治療だけでなく、歯周病などの予防的な治療もしっかりと行うことで、患者様により良い治療をご提供できるように努めています。

マイクロスコープの活用

歯科治療用の顕微鏡であるマイクロスコープを導入しています。
口腔内を肉眼で治療するには暗く、狭いため、限界があるため、当院ではマイクロスコープを併用した治療を実施しています。
マイクロスコープは口腔内を肉眼より20倍ほどまで拡大して患部を確認することができるので、精密で精確性に配慮した治療に繋げられることができます。
肉眼では正確に治療個所が把握しにくいような歯周病初期症状の発見にも役立てることができるのも、マイクロスコープを活用することのメリットではないかと考えています。

歯周病治療を応用したインプラント治療

当院ではインプラント治療のほか歯周病治療にも力を入れています。
これはインプラントを長持ちさせるためにも必要なことだからです。

インプラントは、従来からある入れ歯やブリッジなどとは異なり、天然歯に似た構造をしています。
顎の骨に埋め込むインプラント本体は、人工の歯根として機能し、天然の歯に近い感覚で噛め、見た目にも自然な仕上がりを目指すことができます。

ただその反面、天然歯に近いからこそ、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病に近い症状を引き起こす場合があります。
このインプラント周囲炎に対して、歯周病についての知識をもとに、天然の歯を残すために養った専門的な知識や技術をインプラント治療にも応用することは、インプラントをより長持ちさせることにも繋がると考えています。

歯周組織再生療法を併用

歯を支える骨が痩せてしまう場合、その上に載っている歯肉も下がり、インプラント治療を行おうとしてもしっかりと支えることが難しくなることや、天然歯の場合も歯の隙間が広がったようになってしまいます。
当院では歯周病治療の知識を応用することで、やせた骨を増やす治療を行い、歯肉のボリュームをある程度増やす治療なども行っています。
こういった治療を併用することでしっかりとインプラントを支えることができるようにも導くことができます。

インプラントを長持ちさせるために

埋入したインプラントをより長く快適に使い続けるためには、定期メインテナンスが欠かせないと考えています。
同時に、残っている歯の本数が多いと全身疾患のリスクの軽減にも繋がるという考えのもと、インプラントも残っている歯も健康であり続けるためには患者様自身の日々のセルフケアも大切になってきます。

当院ではインプラント治療後のセルフケアについてもしっかりとご案内をさせていただき、そのうえで定期的な通院でのメインテナンスを受けていただき、その際にはインプラントを埋め込んだ部分と、残っている歯両方の状態をチェックしています。
通院時には、セルフケアでは難しい、手の届かない部分のケアも行うことで、患者様のより良い口腔内環境の維持に努めています。