医療法人 祥淳会 松平・畠 医科歯科クリニック 医院HP
和歌山県和歌山市鷹匠町1-60
当院の治療について
インプラントとは
当院では、患者様が歯を失った場合の機能回復のための治療として、インプラント治療を率先して取り入れています。
長年歯が無い状態や、歯周病が原因で顎が痩せてしまっている場合なども、骨移植やGBR、ソケットリフト、サイナスリフトなどといった骨造成の技術を用いて対応できる場合があります。インプラント治療をご希望の場合はお気軽にご相談ください。
清潔な手術環境への取り組み
インプラント治療には外科手術が伴いますが、「清潔な手術環境を用意する」ことも大切になってきます。
当院では、専用の手術室を設けることで手術環境の整備に努めています。手術や治療に使用する器具などについても、滅菌や消毒を行い、衛生的に使用できるようにしています。
またそれだけでなく、患者様にはリラックスした状態で治療を受けていただけるような環境の整備にも努めていますので、安心して治療を受けていただきたいと思います。
医科との連携
当院は、医科歯科併設のクリニックとなっています。
その利点を生かし、医学的な視点から術前の口腔内・全身のメディカルチェックや手術時の静脈内鎮静のリスク回避に取り組んでいます。
さらに、口腔内の疾患の診断・治療につながる各種検査や抗生剤などの点滴の施術もスムーズに行うことが可能です。
インプラント治療でも、患者様のお口の機能をただ改善するのではなく、機能不全に陥っている顎機能をインプラント治療で補い、オーラルリハビリテーションをすることにも取り組んでいます。
インプラント治療について
手術前のシミュレーション
インプラント手術をご提供するのに当たって、当院ではできる限りリスクの少ない手術を提供できるように努めています。
このためにもCT画像を元に、インプラントを入れる位置や角度などを、コンピュータ上で事前にシミュレーションを行うことで、安全性や性格性に配慮したインプラント治療をご提供できるような体制を整えています。
作製したシミュレーション画像は患者様に治療計画を説明するときにも使用し、患者様に治療に対する理解を深めていただけるようにも務めています。
静脈内鎮静法
希望される方には、手術中の痛みや緊張を和らげる静脈内鎮静法を併用したインプラント手術を行っています。
インプラント治療は外科処置を必要とするため、治療に伴う痛みなどに不安を抱えている方も少なくはないかと思っています。そのため、静脈内鎮静法を併用することで、そういった方にも治療を受けていただきやすくなるかと思います。
静脈内鎮静法とは、気分をリラックスさせる作用のある点滴薬を使用して、不安や緊張を和らげるというものです。
全身麻酔を使用した場合と異なり、完全に意識がなくなるということもありません。
当院では、歯科麻酔の専門的な知識を持った歯科医師が、患者様の全身の状態を常にモニタリングしながら、よりリラックスしやすい状態にしていきます。
ただ、静脈内鎮静法をご希望される場合は、術当日、自転車やお車での来院を控えていただくようにご案内しています。
即時荷重インプラント
手術をしたその日のうちに歯が入り、噛める状態をめざす治療法が即時荷重インプラントです。
この方法の場合、通院回数を軽減できることもあり、患者様への負担軽減にも繋がるという特徴があります。
ただ、手術時間が通常のインプラント手術に比べて長くなってしまう場合や、骨の量や質が良い状態でないと適用できない、健康状態に問題のある場合には、医師と相談が必要といったデメリットもありますので、ご希望の場合はまずはご相談ください。
患者様の診査・診断を十分に行ったうえで、治療ができるのかをお伝えさせていただきます。
抜歯即時インプラント
インプラントを埋め込む予定の場所に、抜歯する必要のある歯があることもあります。
通常であれば、抜歯をした後できる顎の骨の穴が治癒してからインプラント治療に移ることになります。そのため、実際にインプラント手術を受けられるまでには、2〜6ヶ月ほど時間を待たなくてはいけなくなってしまいます。
抜歯即時インプラントの場合は、抜歯とインプラントの埋め込み手術を同時に行うことで、患者様の負担の軽減に繋がる治療法となります。
また、抜歯をしてからの治癒期間を待たなくていいので、その分の治療期間が短縮されます。
この方法もすべての患者様に適用できるとは断言できるものではないので、診査・診断を元にご希望の場合は可能かどうかをお伝えします。
骨造成について
骨造成治療とは
インプラントを埋め込むのには骨の量が十分にあることが大切になります。
当院では、顎骨が少ない方でも治療できるように、骨造成治療で状態を整えて治療を行う場合があります。
- ボーングラフト(骨移植)
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患者様自身の歯槽骨(顎骨と歯牙を結ぶ骨)や顎骨本体から移植の元となる骨を調達し、薄くなっている骨の再生を促す方法です。ケースによっては顎以外の場所の骨や人工の骨補填材などを使用することもあります。
- GBR(骨誘導再生)
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骨の厚みが足りない場合、歯を失った部分にインプラントを埋め込み、インプラントを固定してから、生体材料でできた専用の膜で骨を作りたい部分を覆い、骨の再生を誘導する治療法です。
- 上顎洞挙上術(サイナスリフト)
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上顎の骨が十分な厚みがない場合に行います。インプラント手術を行う前に、上顎骨の内部にある上顎洞と呼ばれる空洞を、移植骨や骨補填材で押し上げるようにして、インプラントを入れるのに必要な骨を造成する治療法です。
- ソケットリフト
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サイナスリフトと似ていますが、骨の移植と一緒にインプラントも埋入するため、身体にかかる負担を軽減できる治療法です。適応可能範囲が少なく、また施術が成功したかどうかを実際に目で確認することができないため、知識と技術を要する方法でもあります。
- スプリットクレスト
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インプラントを埋め込むためには、少なくとも5mm程度の骨の幅が必要なのですが、骨がそれに満たない場合、骨の先端部に専用の器具を挿入して骨を二分割にし、その間にインプラントを埋め込むという方法がスプリットクレストです。この方法の場合、ご自身の骨でインプラントを挟み込むようになるので安定しやすいのが特徴となります。
骨造成をしないインプラント治療
近年は使用するインプラントやそのほかの材料の品質の向上や、歯科用CTなどによる精密な検査が可能になったことで、骨移植や骨造成をしなくてもインプラント治療を行えるようになってきました。
このように、骨移植や骨造成をせずに実施するインプラント治療を「グラフトレス」といいます。
当院では診断結果を基に、高さの低いインプラントを使用したり、斜めにインプラント入れたりするなど、骨造成以外の方法でインプラント治療を進められる体制も整えています。
また、すべての歯を失ってしまっている場合などは、All-on-4という治療法の選択しもありますので、気になる場合はご相談ください。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
医療法人 祥淳会 松平・畠 医科歯科クリニックの基本情報
- 住所
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〒640-8135
和歌山県和歌山市鷹匠町1-60
- ホームページ
-
医療法人 祥淳会 松平・畠 医科歯科クリニック
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