医療法人社団悠和会北野坂鳥居歯科医院医院HP

兵庫県神戸市中央区中山手通1-8-17 ダイヤモンドビル3階

当院のインプラント治療の特徴

1．すべての患者様に正確性・確実性に配慮したインプラント埋入を実施

3Dコンピュータインプラント埋入手術システムを当院では導入しています。
システムの活用は正確性に配慮した手術や、インプラントの埋入を容易にすることにも繋がります。
これは患者様にとっても、手術での負担軽減や、安心感を持って治療を受けていただけるものだと考えています。

手術室には専用機器を常備し、インプラント手術は理事長である鳥居が担当します。
また、手術中はモニタリングを行いながら埋入手術を進めさせていただきます。
それによりインプラント体の埋入位置、方向、深さ、骨の厚さ・質、神経と血管の走行位置、隣在歯根距離を事前に計画した、上部構造、インプラント体の埋入計画に沿って手術をできるようになっています。

2．国内外で30年以上に渡り経験と実績を積んだ鳥居理事長の経歴

当院の鳥居理事長は1994年に国内の大学卒業後、1996年から英国・マンチェスター大学にてインプラントを解剖組織学的見地から研究しました。その後日本に戻り、1998年から東京医科歯科大学にて研究を続け、歯学部文部教官としても研磨してまいりました。
現在も公益社団法人日本口腔インプラント学会やスタディグループで講演や執筆を行い、インプラントの探求を実施しています。

また、当院には益社団法人日本口腔インプラント学会専門医を持っている鳥居理事長や歯科医師、インプラント治療に関する知識の研鑽を積んでいる歯科衛生士も在籍しています。
インプラントを長く使用する際のケアやチェックは欠かせず、歯科医師だけでなく、インプラント治療担当の歯科衛生士、その他スタッフも高い志で患者様と向き合うことを心掛けています。

※2022年7月現在

3．デジタルを駆使した技工所との連携による精度向上を目指した技工物

当院にはインプラントの上部構造作成に必要な技工士が在籍しているほか、精度の高い技工物を作製するため2台の口腔内スキャナ・歯科用CT・デジタル色彩測定値・3台のデジタルハーネス・CAMシステム・模型用レーザースキャナ・PCなどでデジタルデザインを行っています。
インプラントメーカーと綿密な連携も当院は重要としています。

4．院内独自のSNSを活用したチーム医療の確立

当院独自のSNSを院内で活用しており、1日に来院されるすべての患者様に関する情報や日々の治療について意見交換をしています。
知識や経験をSNSで集約させることで歯科医師やスタッフが綿密なネットワークによる歯科医療を確立させ、技術向上につなげています。

5．インプラントの上部構造のみのご相談も可能

当院ではインプラントの上部構造のみのご相談も受け付けています。
すでに他で受けられたインプラント治療、上部構造における他種メーカーや不具合などについてお気軽にご相談ください。

インプラント治療の種類

抜歯即時埋入

一般的なインプラント手術の場合、抜歯を伴うケースでは抜歯箇所の治癒を待ってからインプラントの埋入を行います。
ただ、条件を満たしている場合は、抜歯をした当日にインプラントの埋入を行う抜歯即時埋入を適用できます。
この方法は1日で抜歯とインプラントの埋入を行うことができるので、治癒期間を待つ必要がなく、その分治療期間の短縮に繋がります。
ただ、すべての方に適用できる方法ではないので、ご希望の場合はご相談ください。
検査結果などをもとに、適用可能かをご案内させていただきます。

インプラントオーバーデンチャー

入れ歯が安定しないことで困っている方もいるかと思います。
インプラントオーバーデンチャーという方法の場合、インプラントを入れ歯の固定源とすることで、ずれや違和感の軽減ができる方法となります。
入れ歯が安定せず困っている方など、ご相談ください。

フラップレス手術

インプラント手術は外科手術が必ず必要なため、少なからず患者様の身体には負担のかかる治療です。
当院では、その負担を軽減できる手術の方法としてフラップレス手術を採用しています。
この方法では、歯茎を大きく切開する代わりに、インプラント埋入に必要な数mm程度の穴を歯茎と顎骨に開け、インプラントを埋め込む方法です。
傷が小さく抑えられることで、痛みや腫れも抑えられ、身体の負担は軽減されます。

サイナスリフト

上顎の骨が薄く、インプラントを埋め込むのには十分な厚さが無い場合に行うのがサイナスリフトです。
インプラントを埋め込む予定付近の歯茎を側面から切開し、人工骨やご自身の骨を移植して骨の量を補います。

ソケットリフト

これも上顎の骨の厚みがインプラント埋入に適さない場合に行う方法です。
サイナスリフトと異なる点としては、インプラント埋入のために開けた穴に直接人工骨や自家骨を移植し、骨の厚みを補う点になります。

GBR

歯茎の骨が少ない箇所を切開し、メンブレンという膜で覆い、歯周組織の再生を促す方法です。
メンブレンによってスペースができるため、骨の再生を促すことに繋がります。

インプラント治療の流れ

カウンセリング

インプラント治療をご希望される方には最初にカウンセリングを行っています。
カウンセリングでは、公的医療保険ができようできないため治療費用が高額になってしまうことなどを含め、妥当性とリスクについての説明を行っています。
気になることなどがあればカウンセリング時にもご確認ください。
インプラント治療の準備～埋入

患者様から治療の同意を得られたら次のような流れで治療を進めていきます。

抜歯が必要な場合は、最初に抜歯を行い2ヵ月程度の治癒期間を設ける場合があります。
ただ、患者様によっては前述した抜歯即時埋入を適用できる場合があり、歯の無い状態の場合同様にすぐにインプラントの埋入手術を受けられます。
インプラント埋入のために骨を増やす治療を併用する必要がある場合は、最長半年経ってからインプラント体の埋入を行います。

インプラント手術の1ヵ月前には、歯科用CTによる撮影、手術用のサージカルテンプレート作製のための口腔内スキャンもしくは型取り、体温、心拍数、血圧、SpO2検査(経皮的動脈血酸素飽和度の検査)、口腔内写真撮影を行います。
検査の1週間後に、インプラント手術前のカウンセリング、サージカルテンプレートの試適、インプラント埋入手術説明を行っています。
この際、治療計画書をお渡ししますので、内容にご納得いただき、インプラント手術費用をお支払いいただきます。
待機期間

インプラント手術後はインプラント体と顎骨がしっかりとくっつくまでの治癒期間を設けます。
この治癒期間は患者様によって個人差はありますが3～6ヵ月程度の期間が目安となります。

場合によっては、インプラント埋入後すぐに仮歯を入れることができる場合もありますが、治療のリスクは高くなります。
2次手術および人工歯の作製

手術方法の種類によってはインプラント埋入後に2次手術を行う場合があります。
これはインプラントの上面を歯肉から出すための処置です。この場合は約2週間後に傷の治癒を待ってから人工歯の作製に入ります。

歯の作製においては、歯をビデオで撮影するデジタル方式と通常の型取りで作製する2種類の方法を当院では採用しています。
人工歯の素材は複数ご用意があり、患者様の歯の状態に適した素材を選択し人工歯を作製します。

【人工歯の作製に関するポイント】
・インプラント体から歯への移行形態
・メンテナンスのしやすい形態
・材質の違いにおけるプラークの沈着度の考慮
・噛み合わせ(当院においてはデジタル顎運動測定器と精密な仮歯により診断します)
・色味
インプラント体と人工歯の固定

人工歯の作製ができたら、最初に仮止めを行います。
仮止めから目安として3ヵ月後に、使用感などに問題がなければ本格的な固定を行います。
これでインプラント治療は完了となります。