医療法人社団　栄潤会　LaLaテラス歯科クリニック 医院HP

インプラントの治療には大きく分けて、歯茎を開く手術を1回行うか2回行うかの2種類があります。

インプラントの埋入手術後、その上に歯茎を被せて治癒を待ち、再度アバットメント取り付けの手術を行うのが『2回法』です。
インプラント埋入の際、アバットメントを露出させた状態にするのが『1回法』です。

1回法は手術の回数が少ないので、患者様の負担は少なく治療期間が短くすみますが、適用できない場合や感染のリスクなどの問題もあるため、患者様に合った治療方法をご提案いたします。

歯茎の切開を伴わないインプラント治療法方法です。
歯茎にインプラントを埋め入れる穴を開け、インプラントを埋め入れます。手術での傷・時間が少なく行える手術の方法です。

抜歯を行ったその日にインプラントを埋め入れる治療法です。
従来は抜歯後の傷が落ち着いてから、インプラント手術を行っていましたが、抜歯即時埋入を行うことで、インプラント治療完了までの時間の短縮にも繋がる場合もあります。

インプラント治療のためには、インプラントをしっかりと固定するための十分な骨の厚みと高さが必要です。骨が足りない場合には、事前に骨再生治療を受けることも可能です。
当クリニックでは、患者様の骨の状態などに合わせて3つの補助治療をご提供しています。

サイナスリフトとソケットリフトはそれぞれ、上顎の骨の厚みが十分でない場合に行い、これらを行うことで十分にインプラントを支えられるだけの骨の厚みを確保します。

GBRは骨が少なく、インプラントを埋め込められない場所で、人工の幕を被せ、骨の再生を促し、インプラントを十分に支えることができるだけの骨を確保する方法です。

これらの治療が必要かどうかは、詳しくはカウンセリングなどでお尋ねください。

All-on-4(オールオンフォー)・All-on-6(オールオンシックス)は、総入れ歯をお使いの方や多くの歯をなくした方のためのインプラント治療法です。

従来の治療方法では、すべての歯を失った方は骨の移植をしたり、8〜14本の多くのインプラントを埋め込むのが一般的でした。
そのため、手術時間も長く、患者様への身体や費用面での負担が大きいという問題点がありました。

それに対し、All-on-4・All-on-6は、奥歯の部分のインプラントを斜めに埋め込むことで力を広く均等に配分し、片顎に4本または6本の最小本数のインプラントですべての人工歯を支えるようにする治療法です。
この治療方法は、固定性の歯を1日で取り付けることもでき、患者様の手術や費用の負担を抑えることができます。