医療法人社団SSDC 静岡駅前歯科クリニック 医院HP

CGF療法とは、患者様ご自身の血液から分離した成分(多血小板血漿)を利用して骨や歯周組織の再生を促す再生療法の一つです。
ケガなどが原因で出血をすると、破れた血管の穴を補修するために、血液中に含まれている凝固作用を持つ因子が刺激され、フィブリンという物質が作られて傷口を塞ぎ、出血を止めて傷の治癒を促進させます。

CGF療法を行う場合、患者様ご自身から40ccの血液を採血し、遠心分離機にかけてフィブリンを人工的に抽出します。
凝固促進剤や抗凝固剤といった添加物を加えず、自己血液由来のフィブリンで、感染症や副作用のリスクを軽減できることから、安全性にも配慮して行える治療という特徴があります。

• CGF療法のメリット

  ・手術後の痛みを抑え、傷の治癒の促進が期待できる
  ・血小板・成長因子がふくまれた、完全自己血液由来のフィブリンを使うので、骨が不足している箇所に使用することで再生を促せる
  ・添加物を使わないので、副作用や費用を抑えられる
  ・治癒期間が短縮を期待できる

• CGF療法に適している方

  ・顎の骨が不足しているため、そのままではインプラントが難しいと診断されるような方
  ・短期間で処置が済み、できるだけ身体への負担を軽減できる治療をご希望される方

• カウンセリング

  

  まず、現在のお口の状態、お悩み、ご希望などをお伺いいたします。
  静岡駅前歯科クリニックではカウンセリングを、個室となっているカウンセリングルームにて行います。
  インプラント治療だけでなく、歯に関することであれば、どのような些細なことでも構いませんので、遠慮なくご相談ください。

• 精密検査・診断

  

  インプラント治療の診断に必要な各種検査、診査を行います。
  レントゲン撮影や歯型模型の採取を行い、お口の状態を適切に把握していきます。
  また、想定される治療方法や将来的なリスク、治療にかかる期間や方法、費用などの目安についても説明いたします。

• インプラント治療計画の説明

  

  立体的な撮影ができるCTの画像で適切に骨の状態を把握したうえで、インプラント治療の計画を立案していきます。
  その上で、実際の治療で必要となるインプラントの本数、期間、費用などを分かりやすくご説明させていただきます。
  インプラント治療に伴うリスク、治療後の保証、メインテナンスの方法についてもお伝えできるように努めています。

• 手術前の処置

  

  インプラント治療を開始するにあたって、まずお口の中の状態を整えます。
  これは非常に大切な処置だと考えていて、インプラント手術の成功のキーポイントだと思っています。

• インプラント埋め入れ手術

  

  インプラントを埋め入れる手術を行います。
  静岡駅前歯科クリニックでは全身麻酔を使わず、歯を抜くのと同じように局部麻酔で手術を行います。
  処置はだいたい30分〜1時間程度で終わります。手術後の腫れはあったとしても2〜3日程度で収まってくるものです。

• インプラントを定着させるための保定期間

  埋め入れたインプラントが定着するまでの目安は、上顎で2〜3ヶ月、下の顎が1〜2ヶ月程度です。

• 仮歯の製作

  埋め入れたインプラントに仮歯を装着します。
  この状態で、安定しているか、まずは仮歯を使用していただきながら確認していきます。

• 人工歯の装着

  

  仮歯の状態で問題がなく、インプラントが顎にしっかり固定されたと確認できたら、最終的な人工歯(セラミックの歯)を取り付けます。

• 経過観察

  

  装着した歯の状態を確認します。
  噛み合わせは問題ないか、頬などを噛むことがないか、話しにくくはないか、などを一通りチェックします。
  同時に歯磨きの方法も指導しています。
  これは、しっかりとしたメインテナンスで末永くインプラントを利用いただき、健康な日々をお過ごしいただけるようにです。

• メインテナンス(3ヶ月に1回)

  

  インプラントを長く、安定した状態でお使いいただくために2〜3ヶ月に1度はメインテナンスでのご来院をお願いしています。
  定期的なメインテナンス時には、インプラント専用の器具を使い、丁寧にクリーニングを行っています。
  また、年に1回程度、噛み合わせのチェックを行い、乱れが生じたらすぐに調整ができるようにすることで、患者様にはインプラントを常により良い状態をで使っていただけるように努めています。

※治療結果は個人差があります。

【症例3】インプラント

【症例4】インプラント