医療法人社団IDC 伊藤デンタルクリニック医院HP

神奈川県小田原市栄町1-10-18

当クリニックの治療の取り組みについて

痛みの少ない治療

当クリニックでは、治療を行うのにあたって、患者様にできる限り痛みの少ない治療を心掛けております。
虫歯、歯周病、インプラントなどの当クリニックで行っているすべての治療で実施しております。

インプラント治療においての取り組み

患者様の治療完了後からの生涯も考えたうえでの治療計画を立て、より良い方法での治療法を選択したうえで治療を行っております。
また、担当の歯科衛生士によるメインテナンスや、歯科医療従事者としての知識や技術の研鑽にも努めています。

インプラント治療を考えている患者様へ

インプラントは長くに渡って付き合っていくものです。お悩みやご相談がございましたら、どうぞご相談ください。丁寧にご説明させていただければと考えております。

納得のいくまで丁寧にご相談

インプラントは歯科治療において欠かせない治療方法となっております。しかし、利点もあれば欠点もあります。
当クリニックでは一人ひとりの患者様のご要望をくみ取り、できるだけ患者様のご負担を減らせるように治療計画を立てさせていただいております。
また、治療後も残っているご自身の歯はもちろん、インプラントのケアも患者様専属の衛生士がお手伝いさせていただきます。

感染予防対策

当クリニックでは、以下の理由により、徹底的な感染予防に努めております。
1. 腫れや痛みを抑える。
2. インプラントと骨を結合させる。
3. 患者様同士の感染を防ぐ。
このため、インプラント専用手術室のみならず、使い捨ての器具を多用し、洗浄・滅菌においても細やかな配慮を尽くしております。

衛生管理について

正しい滅菌には前段階の洗浄が非常に重要と考え、滅菌に近いレベルまで洗浄を行える装置を使用して洗浄、さらに、厳しい基準で高い滅菌を行える滅菌器（オートクレーブ）を使用して、歯科治療に使用する器具類を滅菌しています。
器具は一つひとつ丁寧に滅菌パックに包装し、滅菌を持続した状態で保管しています。

骨のない難症例への対応

歯周病が進行してしまっていたり、長い間歯が抜けたままにしておくと顎の骨はやせ細ってしまいます。そうなってしまうと通常のインプラント治療は難しくなりますが、治療ができないわけではありません。

ショートインプラント

通常使用されているインプラントに比べて短いインプラントを使用して手術を行う方法になります。
骨の高さが足りない症例のほかに、神経が浅い位置にある場合などにもこの方法を使用する場合があります。

傾斜埋込

インプラントを真っすぐに埋め込むのではなく、傾斜させて埋め込む方法になります。この方法では骨の移植や、骨補填剤を使用することがなく手術を行うことができます。
メリットとしては、治療期間が骨移植や骨造成を行う手術方法とは異なり、通常のインプラント治療と変わらないことや、手術による身体的な負担や感染症などのリスクを軽減できます。

GBR法

インプラントを埋め入れるために十分な骨の高さがない場合に行われます。
骨が不足している部分をメンブレンと呼ばれる特殊な膜で覆って、内側に患者様ご自身の骨と人工の骨補填剤を混ぜたものを入れることで、その部分に骨芽細胞が自然と集まります。結果として3～4ヵ月程度で新しい骨ができ上がるので、インプラントをしっかりと支えることができるようになります。

サイナスリフト法

奥歯の上の当たりの上顎の骨には、空洞になっている部分（上顎洞）があり、インプラントを埋め込むときに、その部分の骨が低くインプラントを埋め込むのに十分な高さが足りない場合に行います。
この場合、上顎洞の粘膜を持ち上げてインプラントを埋め込むという方法になり、持ち上げた部分には、人工の骨補填剤を入れることで新しい骨ができるようにします。

▲ 移植前		▲ 移植後

ソケットリフト法

骨の厚みがある程度ある場合に行う方法です。歯茎の切開は行わず、ドリルで開けた穴から、上顎洞に骨補填材を挿入してインプラントを埋め込むことで骨の厚みを確保します。

メンテナンスについて

当クリニックでは、予防的歯科治療を基盤としたインプラント治療で、治療後も患者様に長くインプラントを使用していただけるように心掛けています。
そのために、インプラント治療後のアフターケアにも力を入れています。
インプラント治療の失敗をできる限り防ぎ、残っている歯で治療を繰り返さないためにも、大切なことだと考えています。

インプラントの被せ物が終了して、満足いく治療結果が得られたとしても、インプラントを長くお使いいただくためには重要なことがございます。それはインプラント周囲炎にならないことです。

せっかく入れたインプラントも、ケアが十分でなければ、インプラント周囲炎という病気になる可能性があります。その際には、歯周病のようにインプラントの周りで炎症を起こし、抜け落ちてしまうことがございます。
また、予防が十分でなければ、ほかの歯も失い、生涯に渡ってインンプラント治療が続いてしまうことも考えられます。

そのため、当クリニックでは生涯に渡り、患者様の歯やインプラントを守らせていただけるよう、予防歯科を基盤とした歯科医療に取り組んでいます。

当クリニックでは、歯科衛生士が患者様一人ひとりを担当させていただき、インプラント埋入手術の前はもちろん、残っている歯も含めてお口の中をケアさせていただきます。
虫歯や歯周病だけでなく、インプラント治療においても、予防歯科を基盤とした歯科医療でより高い成功率を目指し、クリニック全体としてこれからも日々精進していきたく取り組んでおります。

※インプラントの治療結果にはそれぞれ個人差がございます。