みずきが丘歯科医院 医院HP

インプラントとは、何らかの理由で歯を失ってしまった患者様にご提案できる治療法のひとつです。歯を失ってしまった場合の治療法は、ブリッジ・入れ歯・インプラントの3つの選択肢がありますが、インプラントには複数の特徴があります。

簡単に説明すると、歯が抜けた部位の「顎の骨」に純チタンからできている人工の歯根（インプラント）を埋め込み、その上に義歯（被せ物）を取りつけ、見た目も機能も、元の健康な歯とほとんど変わらない人工の歯を作ります。
その歯をしっかりとアフターケアすることで半永久的に機能させやすく、それ故に「第二の永久歯」ともいわれています。

• メリット

  ・固定式なので違和感が少ない
  ・見た目上は自分の歯と同様に見えやすい
  ・他の歯を削る必要がない

• デメリット

  ・外科手術が必要
  ・構造上、清掃が困難になる場合がある
  ・公的医療保険外の治療である

• 治療計画を立てる（ご相談と診断）

  

  インプラント治療を行うにあたっては、治療後の状態も見据えた治療計画を立てる必要があると考えます。
  十分なカウンセリングを基に、それぞれの患者様に適した治療方法をご提案いたします。インプラント治療のメリットだけでなくデメリットもご説明し、患者様ご本人に最終的な意思を決定していただきます。また、治療費の説明、ご質問への回答もいたします。ここまでは無料でご提供いたします。

• 人工歯根を埋め込む（手術）

  

  歯の根の代わりとなる人工歯根（「フィクスチャー」とも言う）を顎の骨に埋め込む手術を行います。
  埋め込むのに必要な骨の厚みが足りない場合は、骨の厚みを増やす補助手術も行います。手術の難易度によって差がありますが、例えばインプラントを2本埋め入れる手術では、60分程度で完了することがほとんどです。

• 人工歯根が骨と結合するのを待つ（3ヵ月〜6ヵ月）

  埋め込んだ人工歯根が骨としっかり結合するまで治癒期間を設けます。
  患者様によって個人差はありますが、およそ3ヵ月〜6ヵ月の期間が必要となります。

• 上部構造（歯の形となる部分）の装着

  

  仮の上部構造を用いて、人工歯根と骨との結合具合の確認と、最終的に取りつける上部構造の調整を行います。
  人工歯根がしっかり結合したことが確認されたら、調整の済んだ上部構造を取りつけます。
  セラミックやハイブリッドセラミック製の、元の健康な歯とほとんど変わらない見た目の歯を製作します。

• メンテナンス

  一連のインプラント手術（STEP2〜4）が終わった後は、半年〜1年に1回ほどの定期的なメンテナンスを行っていきます。
  手術が終わった時点で、すべてのインプラント治療が終わりだと思われがちですが、インプラントを入れたからといって、今後何も問題が起きないというわけではありません。ご自分の元の健康な歯と同様に、インプラントと長く付き合っていくためにも「毎日のケア」「定期的なメンテナンス」が重要だと考えています。

※治療結果は患者様によって個人差があります。