医療法人えみは会加藤総合歯科・矯正歯科医院HP

大阪府羽曳野市白鳥2-16-34

患者様の負担を軽減したインプラント手術

歯科用CTを活用した治療計画の立案

当院では歯科用CTを活用し、口腔内の3Dモデルを作製したうえで、コンピュータシステムを活用し、歯の状態を正確に解析・診断を行います。
そのうえで、インプラント治療の担当医が治療計画を作製することで、患者様の身体への負担軽減にも配慮したインプラントの治療計画を作成しています。

手術シミュレーションと手術用ガイドの活用

コンピュータシステムを活用することで、手術前に作成したシミュレーションをもとに、手術用ガイドを作成し、実際の手術に活用します。
この手術用ガイドを活用する方法は、歯茎の傷が最小限に抑えられ、従来のメスを使用する方法に比べて傷が小さく済み、手術後の腫れ、痛みを抑えられることにも繋がります。

インプラント手術の安全性への配慮

インプラント治療は外科処置が必要な治療となるため、当院では徹底した細菌感染対策を行えるようにオペ室を設けています。
安全性・正確性に配慮した治療を行うために、手術用ガイドを使用するだけでなく、患部を拡大できるマイクロスコープや、手元を明るく照らすことのできる無影灯などもオペ室には導入し、精密な診療を行える環境を整えています。

【マイクロスコープとは】
当院では最大80倍まで視野を拡大し、精細な画像で患部を確認しながら治療を行える装置です。
インプラント治療においても有効な装置であり、ミリ単位の誤差を抑えることなどにも繋がります。

CAD/CAMで人工歯を作製

インプラントは歯の歯根にあたる部分なので、歯にあたる部分には人工歯を作成し装着する必要があります。
当院では、天然歯に近い色と質感のセラミックを用いています。
このセラミックの人工歯の作成は、コンピュータで3Dデータによる詰め物や被せ物を設計し、CAD/CAMと言う装置でセラミックのブロックを削り出して作成します。
セラミックのみでできた人工歯を作製できるため、金属アレルギーの方にも適用できます。

静脈内鎮静法を併用したインプラント治療

静脈鎮静法とは

静脈鎮静法というのは、点滴によって麻酔薬を腕の静脈に投与し、麻酔を行う方法です。
この方法の場合、患者様の緊張や嘔吐反射を取り除き、うっすら意識はありますが、眠っているような状態で手術を受けていただけます。

【静脈鎮静法のメリット】

肉体的なストレスを緩和でき、長時間口を開けたままでも苦痛が少なくインプラント手術を受けられる
健忘効果を期待でき、治療の時の記憶が残りにくい
手術の緊張や嘔吐反応がやわらげられ、快適に治療を受けられる
点滴内に痛み止めや晴れ止めの薬を入れるため、術中だけでなく、帰宅後も非常に楽に過ごしていただける

インプラント治療でよくある質問

インプラントのQ&A

インプラントの治療期間はどれくらいになりますか?: 患者様によって個人差はありますが、上顎で約3ヶ月、下顎は約2ヶ月程度を目安としてください。
ただ、これはインプラントを十分に支えられる骨がある場合です。
骨が不足していて、骨造成などの処置が必要な場合は、まず骨を再生して作っていく期間がかかりますので、さらに1～3ヶ月程度の期間が必要となります。
また、通院回数などについても心配されると思いますが、これも患者様によって個人差があります。
シンプルなケースであれば、消毒など簡単な処置を除けば初診を含め6回～10回前後を目安にしてみてください。
そのほか治療期間や通院回数は使用するインプラントの種類など治療計画も影響しますので、詳しくは歯科医院でご確認ください。
インプラント治療に年齢制限はありますか?: 若い方の場合は骨の成長が落ち着く18歳～20歳くらいまで時期を待ったほうがいいかとは思いますが、健康上の問題がなければ、特に年齢制限はありません。
当院の場合、80歳を超える患者様のインプラント治療を行ったこともあります。
手術を受けるのには、術前の採血などの検査で何かしらチェックがひっかかった方や、重度の糖尿病などの内科的に問題がある方の場合は、患者様が受診している医療機関の主治医とご相談させていただく場合もあります。
歯が全くなくてもインプラントは可能でしょうか?: 歯が無い状態でもインプラント治療を受けていただくことは可能です。
ただ、噛み合わせの基準となる歯が無いため、より良い噛み合わせとするための検査などが必要になりますので、治療期間は個人差にもよりますが半年～10ヶ月程度の治療期間がかかります。
インプラント治療の後は腫れないですか?: 当院では条件が合う患者様のインプラント治療には、メスによる切開を伴わないフラップレス手術と言われる方法で治療をご提供しています。これは手術による傷や時間が最低限で済むインプラント手術の方法です。
また、静脈内鎮静法の併用を選択された場合は、抗生剤も点滴に入れますので術後の腫れを抑えて治療を行えます。