医療法人愛媛インプラントクリニックかまくら歯科医院HP

愛媛県伊予郡松前町鶴吉806

当院のインプラント治療

インプラント治療の知識・技術を身につけた歯科医師による治療

当院ではインプラント治療を成功に導くためには、歯科医師自身の治療に対する熟練度が関係すると考えています。これは院長自身がインプラント手術を提供してきた中で、経験の積み重ねによって、上達や施術の精度の向上に繋がってきたと感じているからです。
その上で、当院が積み重ねてきた治療経験をもとに、安全性・精度に配慮したインプラント治療を患者様にご提供できているのには、治療前の事前準備も含まれていると考えています。
歯科用CTを活用した、インプラント手術のプランニングソフトや、ナビゲーションシステムを取り入れ、その上で患者様にいただいた治療経験を活かし、当院の院長は歯科医師としてインプラント治療の経験と、事前準備を行い、これらがどれだけ行われているかが、インプラント治療の成功の鍵の一つに繋がると患者様にも考えていただければと思っています。

インプラント治療システムを活用した事前準備

【歯科用CTの活用と手術用ガイドの作成】

最初に必ず歯科用CTによる撮影をし、インプラント治療に必要な治療計画の設計を行い、設計した通りにインプラントの埋入ができる手術用ガイドとしてのマウスピース型の装置を作成しています。
CT画像上で実寸大のインプラントをバーチャルで埋入するシミュレーションが行える、インプラント手術計画用のソフトウェアを活用することで、手術の前にインプラント手術のリハーサルを行えます。
このシミュレーションで作成した設計を元に、インプラントをあらかじめ決めた位置にドリリングできるように穴の空いた手術用ガイドの発注ができるようになります。
この手術用ガイドを用いた手術は、解剖学的に重要となってくる、神経や血管を把握し、躱せるだけでなく、骨が薄くフリーハンドの手術ではインプラントの埋入が難しいような位置への治療の可能性に繋がります。

【手術システムの活用】

治療前の事前シミュレーションだけでなく、当院ではナビゲーションを伴う手術システムを併用することで、歯科用CTで撮影したデータを確認しながら手術を行っています。
これにより、顎骨の中を走る血管や神経の位置を把握しつつ、これらを傷つけない位置にインプラントを埋入するためのガイドを得ながら手術を行えます。

当院の治療での取り組み

無料相談やセカンドオピニオンへの対応

当院では、歯の欠損が1本から、残存歯がほとんどないようなケースまで、様々な症例へのインプラント治療に対応できる体制を整えています。
インプラント手術には、歯を失う原因の一つである歯周病の知識も欠かせないと考えています。
そのため、インプラント治療の知識・技術だけでなく、口腔外科での経験も積み重ねた歯科医師が、インプラント手術に必要な研鑽を日々積むことに励んでいます。
また、患者様の状況に対してどのような施術選択が可能なのか、当院では理事長によるインプラント無料相談を実施しています。
無料相談では、相談・レントゲン撮影(パノラマレントゲン)を行い、この時点で考えられる治療計画から治療可能かお伝えできるように努めています。

難しいとされる症例への対応

患者様の中には顎骨が薄くインプラントを埋入しても支えられない状態だったり、歯が全くないなどインプラントの埋入本数が多くなってしまうような症状の方がいらっしゃいます。
顎骨の量が足りない場合は骨造成の併用や、頬骨を利用してインプラントを支えるザイゴマインプラントでの治療方法が考えられます。
また、歯をすべて失ってしまっている場合は4～6本のインプラントで片顎分の義歯を固定するAll-on-4といった治療の選択肢もあります。
当院ではこれら様々な方法に対応できる体制を整えていますので、インプラント治療が気になる方にはご相談いただきたいと思っています。

インプラント治療の流れ

インプラント治療相談

患者様が困っていることを詳しく伺い、レントゲンの撮影・お口の様子を確認したうえで、どのような治療法があり、費用な治療期間について説明を行います。
インプラントを埋入することについて前向きに患者様が検討されている場合は次のステップに進みます。
検査・診断

虫歯や歯周病の検査、レントゲン撮影(パノラマレントゲン)・歯科用CT撮影による診査、噛み合わせ、全身の状態などを検査します。
精密検査

インプラントを埋入するのにあたり、お口の状態を正確に把握する必要があります。
歯科用CTを使って、インプラントを埋入する位置の骨の量や質を精密に検査します。検査の結果、抜歯即時荷重インプラントが可能なのか、あるいは骨造成が必要なのかを診断できます。
治療方法の説明

検査の結果に基づき、患者様に合わせた治療計画の提案をさせていただきます。
併せて、治療の費用や期間、メリットやデメリットについても詳しくお伝えしますので、疑問や不安なところがあれば遠慮なく質問してください。
インプラント手術

インプラントを埋入する手術を行います。
当院のインプラント手術では、静脈内鎮静法と呼ばれる眠っている間に手術が終わる方法をとっていますので、手術中の痛みや不安感の軽減に繋がります。
抜歯即時荷重インプラントであれば手術の当日に仮歯を装着できますし、骨の量が少ない患者様については骨造成手術を併用する場合があります。
治癒期間

インプラントと骨が結合するのを待つための治癒期間を設けます。
埋め込んだ場所によって治癒期間は異なりますが、およそ1～3ヶ月程度を目安としてください。
上部構造の作製

インプラントと骨が結合したら、上部構造(人工歯)を装着し、噛み合わせを調整したら治療は完了です。
定期検診

インプラントを長く使うためには、数ヶ月に1度の定期検診が大切になると考えています。
インプラント自体は虫歯になりませんが、インプラント周囲炎と呼ばれるような歯周病に似た症状が起きる場合があります。
インプラント周囲炎がひどくなると、インプラントが抜けてしまうリスクがあるため、定期検診を受けてください。