医療法人展陽会ふなさき歯科医院医院HP

鹿児島県鹿児島市大竜町8-1

インプラント治療について

「インプラント治療費用は高い？」
短期間で考えると、インプラント治療にかかる費用は決して安価ではありません。しかし、その後の咬合の崩壊を予防し、快適なお口の機能を保持し、ひいては胃腸障害も軽減できる可能性があるとすると、インプラント治療は全身的な健康管理の観点から決して高価な治療とは考えておりません。

患者様にもご納得していただけるように、歯科用CTをはじめとした歯科医療機器、それに伴った知識、技術をもって、より安全かつ信頼のインプラント治療をご提供してまいります。

当院のインプラント治療

フラップレス（トランスジンジバル法）

インプラント埋め入れ手術後の痛みや腫れの原因のひとつとして考えられるのが一般的に行われている埋め入れ時の大きな歯肉の剥離です。しかも歯肉を剥離しますと痛みや腫れの出る割合が高くなるばかりでなく、骨吸収も起こりやすくなります。

当院では歯科用デジタルCTによる診査やシミュレーションソフトによる治療計画をもとに、腫れや痛みを軽減する歯肉を剥離しないフラップレス法を主に採用しています。

HA（ハイドロキシアパタイト）インプラントを使用した抜歯即時埋め入れ法

抜歯をせざるを得ないときの治療にインプラントを選択した場合、当院では抜歯とインプラント埋め入れを同時に行う抜歯即時埋め入れ法でインプラント治療を行っています。

HAコーティッドのカルシテックインプラントひとつを採用し続けており、患者様の『より安全で信頼できる治療』というご要望にお応えすることができると考えております。

HA（ハイドロキシアパタイト）とは？
HA(ハイドロキシアパタイト）とは、リン酸カルシウムの一種で、歯や骨の主要構成成分です。歯のエナメル質の95％以上、象牙質の70％がHA（ハイドロキシアパタイト）で構成されています。そのため、生体組織と親和性が高く、時間の経過に伴って骨と結合する性質があります。

抜歯即時埋め入れ法のメリット: 外科処置の回数を減らすことができる; 抜歯後に歯周組織の治癒を待つ必要がないため、短期間での治療が可能; 抜歯後の骨の吸収が少なくて済むので骨造成法などの追加処置の必要がない

インプラント治療の流れ

STEP1 検査・診断・治療計画

インプラント治療を行うにあたっては、治療後の状態も見据えた治療計画を立てる必要があります。

当院では、歯科用CT撮影によるインプラント治療に必要な診査を行い、治療が可能かどうかの診断を行います。治療可能な場合は患者様とじっくり相談しながら治療計画を立てます。インプラント治療のメリットだけでなく、デメリットもきちんとご説明致します。

STEP2 インプラント埋め入れ手術

痛み・腫れなど外科的侵襲が少なく、患者様にやさしい術式でインプラントを埋め入れます。インプラントが骨にしっかり結合するまで約3ヵ月～6ヵ月程待ちます。
（この間、必要に応じて仮歯を入れますので、日常生活に差し支えありません。）

STEP3 印象採取（型取り）

痛みが少ないレーザーで歯肉を開窓し、型を取るインプレッションポストというパーツをインプラントに取り付けて型を取ります。

STEP4 上部構造（歯の形となる部分）の装着

印象採得をした後は当院の歯科技工士の手により、一つひとつ精密に上部構造（被せ物）を製作します。完成後にいよいよ装着します。

上部構造（被せ物）も材質によって料金が様々です。お気軽にお問い合わせください。

STEP5 メインテナンス

一連のインプラント手術（STEP2～4）が終わった後は、半年～1年に1回ほどの定期的なメインテナンスを行っていきます。
インプラントの形や特徴をよく理解したうえで担当医の指導に従ってブラッシングを行い、歯垢や歯石の付着を防ぎます。歯を長持ちさせるために、定期的に担当医の検診を受けることをおすすめします。