乳歯を抜歯したその日にインプラント治療を行った患者様の症例

先天性欠損で乳歯からインプラントにした患者様の症例です。

更新日:2019/10/09

■目次

  1. BEFORE 23歳 男性 先天的に永久歯がない
  2. STEP1 シミュレーションソフトで治療計画を立てる
  3. STEP2 抜歯をして穴を整える
  4. STEP3 インプラントを埋め入れる
  5. STEP4 インプラントを埋め入れた位置を確認する
  6. シミュレーション時①
  7. 治療後①
  8. シミュレーション時②
  9. 治療後②
  10. 正面レントゲン写真
  11. AFTER
  12. 上 あ ご
  13. 正 面
  14. 右 正 面
  15. 左 正 面

BEFORE 23歳 男性 先天的に永久歯がない

生まれつき永久歯がない患者様の症例です。前から3番目の歯である「犬歯」が先天性欠損で、永久歯が生えないまま、23歳まで乳歯で過ごしてきました。今後のことを考え、きちんと機能する歯がほしいと、インプラント治療を希望して来院されました。

STEP1 シミュレーションソフトで治療計画を立てる

シミュレーションソフトを使用して、インプラントを埋め入れる位置と角度などを決めていきます。ここで決定したデータを元にして、インプラントを埋め入れる際に適切な位置を誘導するサージカルガイドの作製に入ります。




STEP2 抜歯をして穴を整える

残っている乳歯2本を抜歯しました。作製したサージカルガイドを上の歯にはめ込み、ガイドに沿って抜歯部分に穴を空けていきます。ガイドを使用したことで、歯茎を切開することなく進められ、患者様へかかる負担も少なく済みました。




STEP3 インプラントを埋め入れる

シミュレーション通りに穴を整えてから、インプラントを埋め入れます。インプラントが骨に定着するまでは、期間を置くため、インプラントの上の部分には蓋を被せておきます。





STEP4 インプラントを埋め入れた位置を確認する

埋め入れた直後に、レントゲンで埋め入れた位置に問題ないか、シミュレーションした時のデータと比較して確認します。問題がなければ、骨と定着するのを待って、最終的な人工の歯を被せます。

シミュレーション時①

治療後①

シミュレーション時②

治療後②

正面レントゲン写真

埋め入れた直後に、レントゲンで埋め入れた位置に問題ないか、シミュレーションした時のデータと比較して確認します。問題がなければ、骨と定着するのを待って、最終的な人工の歯を被せます。

AFTER


<治療前>
他の歯と比べて小さく見た目にも違和感がありました。

<治療後>
他の歯になじんで自然な見た目となり、噛む機能や噛み合わせも改善されました。


※治療結果には、患者様によって個人差があります。


上 あ ご

治療前

治療後

正 面

治療前

治療後

右 正 面

治療前

治療後

左 正 面

治療前

治療後