■目次
BEFORE 23歳 男性 先天的に永久歯がない
生まれつき永久歯がない患者様の症例です。前から3番目の歯である「犬歯」が先天性欠損で、永久歯が生えないまま、23歳まで乳歯で過ごしてきました。今後のことを考え、きちんと機能する歯がほしいと、インプラント治療を希望して来院されました。
STEP1 シミュレーションソフトで治療計画を立てる
シミュレーションソフトを使用して、インプラントを埋め入れる位置と角度などを決めていきます。ここで決定したデータを元にして、インプラントを埋め入れる際に適切な位置を誘導するサージカルガイドの作製に入ります。
STEP2 抜歯をして穴を整える
残っている乳歯2本を抜歯しました。作製したサージカルガイドを上の歯にはめ込み、ガイドに沿って抜歯部分に穴を空けていきます。ガイドを使用したことで、歯茎を切開することなく進められ、患者様へかかる負担も少なく済みました。
STEP3 インプラントを埋め入れる
シミュレーション通りに穴を整えてから、インプラントを埋め入れます。インプラントが骨に定着するまでは、期間を置くため、インプラントの上の部分には蓋を被せておきます。
STEP4 インプラントを埋め入れた位置を確認する
埋め入れた直後に、レントゲンで埋め入れた位置に問題ないか、シミュレーションした時のデータと比較して確認します。問題がなければ、骨と定着するのを待って、最終的な人工の歯を被せます。
シミュレーション時①
治療後①
シミュレーション時②
治療後②
正面レントゲン写真
埋め入れた直後に、レントゲンで埋め入れた位置に問題ないか、シミュレーションした時のデータと比較して確認します。問題がなければ、骨と定着するのを待って、最終的な人工の歯を被せます。
AFTER
<治療前>
他の歯と比べて小さく見た目にも違和感がありました。
<治療後>
他の歯になじんで自然な見た目となり、噛む機能や噛み合わせも改善されました。
※治療結果には、患者様によって個人差があります。
上 あ ご
治療前
治療後
正 面
治療前
治療後
右 正 面
治療前
治療後
左 正 面
治療前
治療後