みずほデンタルクリニック 医院HP

我々は、審美性と機能性を両立させ、永続性を伴うことがより良い医療であると考えています。近年、歯科医療は大きく変化を遂げました。ですが、ベーシックな歯科治療と先進的な歯科治療の発展には差があると感じます。CTやマイクロスコープなどの先進的な機器が欠かせないものとなった一方で、これらの機器を使用するのはおもに自由診療の場なのです。

当クリニックでは、限られた機会でより良い結果が出せるよう、公的医療保険診療においてもできる限り自由診療に準じた治療を行いたいと考えます。予約制にも関わらず、長時間お待たせしてしまうことがあるかもしれませんが、こうした方針のために多くの時間を割いていることをご理解いただければと願っています。皆様にご納得いただけるよう、トリートメントコーディネーターがしっかりと説明させていただきます。

いくつになっても「噛める」「話せる」「笑える」ができるよう、お口の健康をともに目指していきましょう。

歯槽骨にチタン製の人工歯根を埋め込んで、その上にセラミックなどでできた人工歯を被せ、失った歯を再建します。人工歯根と歯槽骨が一体化し、自然な咬合が実現するため、自分の歯のようにしっかりと噛めるようになります。強度と耐腐食性にすぐれた材質を使用するため、日々のケアと定期的なメンテナンスで長期にわたった咀嚼機能の維持が期待できます。

また、当クリニックではGBR法を採用し、歯周病などが原因で歯槽骨の吸収が多い方にもインプラント治療を提供できるようにしています。

歯周病が原因で歯槽骨が破壊されてしまったり、遺伝や加齢により歯槽骨量が不足している場合は、その再生を促進していきます。

GBR法のほかに、人工膜を設置して歯槽骨が再生するスペースを保護するGTR法、乳歯の出芽に必要なたんぱく質を塗布する方法があります。歯槽骨をはじめとした歯周組織の状態や必要とする歯槽骨量に応じて使い分けていきます。歯槽骨が十分に再生するまでに数ヵ月を要し、じっくりと経過を観察していく必要があります。

「より美しく、しっかり噛め、長持ちする歯を」

近年の歯科医療の発展には目を見張るものがあります。先進的な機器や材料の発達、今まで明確にされなかった理論の構築、技術の革新。これらは患者様にさまざまな効果をもたらし、もし歯を失っても、より自然に近い歯を取り戻すことができるようになってきました。 一方で、これらの機器を扱うための知識の裏付けや技術の習得が歯科医師の間でどれくらい浸透しているでしょうか。現在はあまりにも情報が過多なため、患者様に混乱を招いてはいないでしょうか。

歯科医師として歯はできるだけ残したいと考えますが、もし残してもしっかり噛めないのなら、やがて問題のない歯にも影響が生じてきます。インプラント治療を行う予定があるならば、近いうちに抜歯が必要になるかもしれない歯をあえて残す必要があるでしょうか。

歯科医師には専門性が必要であると考えつつ、一人の歯科医師はより多くのことに対応し、知識や技術を深化することができるとも考えています。専門的な知識を最適化するための、総合的な治療への診査・診断の大切さが必要であると考えます。それは経験だけで成り立つものではなく、そのための取り組みをクリニック内で共有して、日々研鑽に取り組んでまいります。