■目次
再治療となる原因TOP3
(1)上部構造が欠けた・割れた
(2)インプラント周囲炎
(3)骨吸収
弊社の再治療データでは上記の原因が70%を占めています。
なぜ『上部構造が欠けたのか・割れたのか』
考えられる理由としましてはいくつかに特定されます。
インプラントを入れた歯と反対側の歯の問題
一部分だけに力が強くかかってしまう場合に、インプラントの被せ物が壊れてしまうこともあります。
全体のかみ合わせの問題
かみ合わせの部分で過度な力がかかってしまい破損してしまうことがあります。
インプラントを埋入したことで、整っていた噛み合わせが徐々にバランスを崩すこともあります。
食事中のかぶせ物の破損
せんべいやスルメ等硬い食品を食べてしまった場合等で起こります。
歯ぎしりや食いしばり、噛む力が強い為
噛む力が強く、寝ているときに強く歯を噛み締めてしまい、インプラントに影響を及ぼしてしまったケース等が考えられます。
かぶせ物の素材に起因した破損
インプラントの上部に歯の部分を作るわけですが、インプラント上部にかぶせる素材と反対側の歯と硬さの違いによって、インプラントの入っていない方の歯、あるいはインプラント上部の被せ物が破損してしまうケース等が考えられます。
なぜ『インプラント周囲炎・骨吸収』が起こってしまったのか
インプラント治療後も適切なケアを行わなければインプラント周囲炎や骨吸収などが起こるリスクがあります。
口腔内のケアが万全ではなかった
インプラントを入れたからもう歯を磨かなくても大丈夫ではなく、インプラント治療をした後ほど口腔内のケアが必要となります。
定期的なメインテナンスに行ってなかった
歯科医院の考え方によりますが、歯周病の進行状況により定期的なメインテナンスに行く必要があります。メインテナンスでは、口腔内全体のケアやかみ合わせのチェック、虫歯の有無等チェックしてもらえます。メインテナンスに行かないということは、事前に問題を察知することができず周囲炎や骨吸収に発展することがあります。
※インプラント周囲炎が起こった場合、歯石除去や、歯周ポケット内洗浄と薬剤の注入、抗生物質投与等により口腔内の状況をケアします。
このインプラント周囲炎が進んだ結果歯槽骨の吸収が進んでいる場合、一度吸収された歯槽骨は、かさぶたのように治り元通りになるということはありません。
歯周組織再生療法という外科処置によって、場合によっては再生させることが可能です。
このように、歯ぎしりや、噛み合わせが原因で破損した場合、周囲炎の治療、外科的手術を行う際、更なる費用が掛かってしまいます。
このような再治療の際に費用の一部負担してくれるサービスがあることはご存じでしょうか?
万が一の再治療費用を軽減する保証制度
・院内保証
・メーカー保証
・第三者保証
メーカー保証
インプラントを作っているメーカーが一部費用を負担してくれる場合があります。
但し材料代金のみの負担であり、治療費用については別料金となりますので負担は大きくなります。
第三者保証
今回ご紹介するのは株式会社ガイドデントの10年インプラント保証です。
特徴は、インプラント治療後に保証料を支払うことで、10年間インプラント・かぶせ物等全てに保証をかけることができます。
インプラント体は20万円、上部構造は10万円まで保証してくれます。
この保証は、インプラント治療にともなう費用に対して保証が受けられますので、もしもの時に患者様にとっては安心できる保証といえます。
喫煙されていても、糖尿病にかかられていても加入することができ、急な仕事での引っ越しの際には、
ガイドデントが引っ越し先にある保証が継続できる歯科医院を紹介してくれます。
先述の通り、インプラントのメインテナンスは非常に大事ですから、インプラント埋入日から2年間は最低でも2回のメインテナンス通院をしていただかなければいけません。
それ以降も年1度のメインテナンスが必要となります。
もしもこれからガイドデントの保証に加入されている歯科医院をお探しの場合、相談に乗ってくれるサービス等もありますので、ぜひガイドデントのホームページをチェックしてください。
>>ガイドデントのホームページはこちら
さいごに
今回は、再治療となる原因と金銭的な問題への対応策についてご説明しました。
本当はインプラントを埋入される前に歯科医院の保証制度も含めご確認いただくことをおすすめします。