前歯をほとんど失った場合のインプラント症例

上顎の前歯を失って、残された他の歯も回復不能だった場合のインプラント治療の症例を紹介しています。

更新日:2021/12/02

■目次

  1. 「前歯がほしい!」というご要望の患者様 (47歳 女性)
  2. ほとんどの歯を失っても4本のインプラントで治療が可能
  3. インプラント治療計画
  4. 90分の手術時間
  5. その日のうちに笑顔が作れる!

「前歯がほしい!」というご要望の患者様 (47歳 女性)

「前歯がほしい!」というご要望の患者様 (47歳 女性)

いくつかの歯科医院で何度か入れ歯を作ってもらって使用していても、どの入れ歯も、のどの奥のほうが気持ち悪くなってしまい、使用できない場合があります。 入れ歯を使用しないと、前歯がないということに苦痛を感じてしまい、そのためインプラント治療に踏み切った方の症例です。
実際に残っている歯も、これから2~3年のうちに抜けてしまうものばかりという検査結果が出たため、抜歯をしてからの治療計画となりました。

ほとんどの歯を失っても4本のインプラントで治療が可能

インプラント治療計画

インプラント治療計画

ほとんどの歯を失いましたが、この患者さんの場合、インプラントを埋め込む本数は最小の4本でできることとなり、写真のような治療計画となっています。

90分の手術時間

90分の手術時間

治療計画の図とほぼ同じように、インプラントが入ります。ここまでの手術時間は、概ね90分でした。 インプラントをしっかりと埋め込むことができましたので、この後噛むことに支障が出ないよう仮歯をかぶせていきます。

その日のうちに笑顔が作れる!

その日のうちに笑顔が作れる!

手術後の状態
インプラントを埋め入れたその日に、仮歯を入れることができ、今までできなかった笑顔ができるようになりました。 ときに手術後になんともなくても、あとから腫れる場合もあるのでスケジュールをよく考えた手術日の設定が必要です。
インプラントが骨に定着してから、最終的な人工の歯を入れて完成です。


治療結果は、患者様によって個人差があります。

記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。