■目次
前歯部の抜歯即時埋入負荷インプラントの症例（歯間移植あり）
※医学的な写真ですので、一般の方には刺激が強い場合があります。その点ご留意の上ご覧下さい。
手術の流れ①
右上１番、根尖部の腫脹とフィステルを認める。
＊フィステル
・・・歯根の病気や歯周病などでできる、歯周組織にたまった膿が流れ出る穴のこと
手術の流れ②
右上１番を、周囲の骨を残しながら抜歯。
縦破折していた。
手術の流れ③
パノラマＸ線では、あまり異常とは判別しにくい。
手術の流れ④
右上１番埋入後のＸ線写真。
手術の流れ⑤
抜歯後、不良肉芽の掻爬を確実にする。
＊不良肉芽
・・・正常な組織として機能しなくなった部分
手術の流れ⑥
鼻腔底の骨、ギリギリまでの骨を使う。
手術の流れ⑦
口蓋側の骨を利用する。
手術の流れ⑧
隣左歯のD.E.Jから2.5mmの深さに、インプラントのフレンジトップがくるように、埋入深度を測定する。
手術の流れ⑨
上顎口蓋部より、表皮下結合組織を取る。
手術の流れ⑩
表皮下結合組織を、挟み込むようにして移植する。
手術の流れ⑪
表皮下結合組織を、挟み込むようにして移植する。 そしてドリリングした自家骨と骨補填剤を充填する。
手術の流れ⑫
プロビジョナルを、1時間後に装着する。
＊プロビジョナル
・・・仮歯