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インプラントできれいで健康な歯に見せたい
インプラントを行われる方に多いのが、「噛める歯を回復したい」という機能面からのご希望と、「義歯の金具が見えないようにしたい」「思い切り笑ったり、しゃべれるようになりたい」等の審美面からのご希望です。
「ただ噛めるようになればいい」「機能が修復されればいい」というだけでなく、「せっかく治すのだから、きれいで健康的な歯にしたい」とお考えの方もいらっしゃいます。インプラントに加えて、矯正、セラミック治療、ホワイトニング等のテクニックを組み合わせることで、お口全体をきれいで健康な状態に整えることができます。
インプラントの歯の形や色
インプラントに被せる歯(上部構造)は、周囲の歯にあわせた自然なものから明るい白色のものまで、お好みの色調で作ることができます。通常は周囲の歯となじむ上部構造を設計しておりますが、ご本人のご希望に応じてお好みの色や材料で作ることも可能です。
歯並び、周囲の歯との調和
口元の印象は、歯の色や歯並びで変わります。入れ歯の銀色の留め金が見えたり歯が全体的に黄ばんでいると、実際の年齢よりも上の印象を与える場合があります。清潔感あふれる白い歯は、お顔全体の印象を自然に良くし、若々しさを演出します。
インプラントと平行して歯を全体的に白くしたり、過去の治療物の金属や目に見える箇所にある銀歯を白く変えたり、ご希望に応じてお口全体をきれいに見せることも可能です。
インプラントと矯正
歯並びが気になる場合、インプラントを支えに利用した矯正治療が行われることもあります。
また歯並びの状態によっては、セラミック治療のテクニックを併用した治療で美しく整える方法もあります。歯の状態やご希望によって適した治療の選択肢がありますので、歯科医師にご相談下さい。
インプラントとホワイトニング
インプラントの周囲の歯をホワイトニングで白くしてその色にインプラントの上部構造をあわせることで、全体的に白く美しい歯にすることができます。
上部構造のセラミックは、輝くような白色からナチュラルな歯の色までご希望にそった色で作ることができますが、一旦作成した後は、ホワイトニング等で色を変えることはできません。また、お口の中の銀歯などの金属やレジン(歯科用プラスチック)もホワイトニングでは白くすることができませんので、それらの治療物もあわせて白くしたい場合は歯科医師にご相談ください。