最小4本のインプラントで治療【All-on-4(オールオンフォー)】

歯科インプラントに関する治療説明『オールオンフォー』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/10/01

■目次

  1. All-on-4(オールオンフォー)とは
  2. All-on-4 4つの特徴
  3. 1. 経済性 - 費用の負担が軽減!
  4. 2. 低侵襲 - 術後の腫れも軽減!
  5. 3. 即効性 -たった1日で、固定式の歯が入る!
  6. 4. 審美性 - 天然歯のような見た目、快適さ

All-on-4(オールオンフォー)とは

All-on-4(オールオンフォー)

All-on-4は、片顎すべての歯を最小4本*のインプラントで支えることで埋入本数を減らし、患者様の負担を軽くする治療法です。前歯に2本、奥歯には骨が丈夫な位置へ長めのインプラントを斜めに2本埋め込み、力を広く均などに配分することにより、最小4本のインプラントで10~12本分の人工の歯を支えることができます。
また、手術のその日に仮歯を装着することができるため、歯のない期間もなく、軽いお食事がすぐにできるようになります。*顎の状態によってはインプラントの本数が多くなることもあります。歯科医師にご相談下さい。

All-on-4 4つの特徴

1. 経済性 (総入歯の方など、今まで最大14本必要だったインプラントが4~6本で済む)
2. 低侵襲 (外科的な侵襲が少なく、心身ともに負担が少ない)
3. 即効性 (インプラントを入れたその日に固定式の歯が入る)
4. 審美性 (見た目の美しさの再現レベルが高い)

1. 経済性 - 費用の負担が軽減!

通常、インプラント治療は、失った歯とほぼ同じ数のインプラントを埋め込むのが一般的でした。つまり、インプラントを埋め込む本数が多くなればなるほど高額になるという不安要素があったのです。
しかし、All-on-4は骨の状態にもよりますが、最小4本のインプラントで片顎すべての人工の歯を支えることに成功しました。これにより、費用を大幅に抑えることができます。

2. 低侵襲 - 術後の腫れも軽減!

2. 低侵襲

従来のインプラト治療では、すべての歯を失った場合、片顎で12本の歯を支えるために8~14本のインプラントを埋め込むのが一般的でした。そのため、手術時間が長くなり、術後の腫れも大きく、身体的な負担がありました。一方、All-on-4は埋め込む数が最少4本で済むため、外科手術の負担も軽減することができます。

3. 即効性 -たった1日で、固定式の歯が入る!

固定式の仮歯の装着まで、1日で行うことができるAll-on-4。骨の移植なども必要なく、奥歯部分にはインプラントを斜めに埋め込むことで、噛む力をインプラント上に広く均などに配分し、しっかり固定できるため、治療したその日から簡単なお食事ができるようになります。

4. 審美性 - 天然歯のような見た目、快適さ

取り外し式の総入れ歯に対して固定式のAll-on-4は総入れ歯のような違和感やズレなどもなく、顎の骨が痩せることも抑制できるため、自然な見た目を維持できます。
また、口腔内の上壁部分が覆われることがないため、食べ物の食感や味が直に伝わり、おいしく健康的にお食事ができます。

※治療結果は、患者様によって個人差があります。

治療前

 審美性治療前

治療後

 審美性治療後

記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。