BLOCKADE法応用インプラント症例のX線的解析

歯科インプラントに関する治療説明『BLOCKADE法応用インプラント症例のX線的解析』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/10/04

■目次

  1. 考察
  2. Fig.1:抜歯前
  3. Fig.2:BLOCKADE
  4. Fig.3:(Fig.2)のXRAY
  5. Fig.4:3日目
  6. Fig.5:8日目
  7. Fig.6:5週目
  8. Fig.7:2ヶ月目
  9. Fig.8:2ヶ月目にインプラント
  10. Fig.9:2ヶ月目の組織像
  11. Fig.10:インプラント後4ヶ月目

考察

 左上5番がP4の診断で、抜歯後2ヶ月でインプラントを埋入した症例です。 抜歯窩内の骨再生誘導物質として、コラーゲンフリースとOSTEOGENのコンポジットを使用しています。 FIG.3からFIG.6の連続的時間の経過観察においては、少しづつ骨の再生像が観察されます。 FIG.7の2ヶ月目においては幼弱な骨が抜歯窩内全体に再生している思われる。 その組織は標本FIG.9に示されているように、骨の再生が証明される。 インプラント後4ヶ月目FIG.10では既にオステオインテグレーションを獲得しています。 このX線像から期待されることは、近遠心的骨レベルの再生治癒で、遺伝子的治癒形態と相まってBLOCKADEの効果を待たなければならない。 この後の変化状況については、近日に報告したいと思います。

Fig.1:抜歯前







Fig.2:BLOCKADE








Fig.3:(Fig.2)のXRAY







Fig.4:3日目







Fig.5:8日目







Fig.6:5週目







Fig.7:2ヶ月目







Fig.8:2ヶ月目にインプラント







Fig.9:2ヶ月目の組織像







Fig.10:インプラント後4ヶ月目







資料提供
いしやま歯科医院
院長 : 石山 照雄先生