医療法人 祐歯会 とがし歯科医院 医院HP

佐賀県鹿島市納富分2919-9

診療案内

当院の治療へのこだわり

持病がある方へのインプラント治療

糖尿病・高血圧・心疾患・がんなどの既住歴がある方への治療にはリスクが伴います。
しかし、私たちは「リスクは怖れるばかりでなく、管理すべきもの」と考えています。
そのための治療開始までの準備として次のようなことに取り組んでいます。

・患者様の主治医(医科)と連絡をとり、既往歴とその病状を把握します。
血液検査や心電図は当院で行うことも可能ですが、MRIや顎顔面以外のCT撮影、胸部レントゲンなどは外部の医療機関への紹介となります
・治療を行うメリット・生じるリスクを定量化します
・生じるリスクをコントロールして治療を行うには、どのような用意が必要かを考えます。 (例:静脈内沈静法、生体管理モニター管理下での手術)

※有病者に抜歯など外科的侵襲のある処置を行うときには、口腔外科の歯科医師と看護師、歯科衛生士がチームで臨みます
※インプラント手術の場合は、手術を行う歯科医師以外に麻酔の担当歯科医師も加わります
※術者以外にも全身管理とその対応ができる医療スタッフと機器を備えて、有病者の歯科医療には臨むべきだと考えています

全顎的に崩壊しているようなケースでの治療

歯の多くが保存不能と診断でき、痛む・よく噛めない状態であっても、抜歯した後にどうなるかが不安で治療に踏み切れないという方もいらっしゃると思います。
持病を抱えた方は先述した「持病がある方へのインプラント治療」と同様の管理体制を取らせていただきます。
複数の歯をまとめて抜歯しなければならない場合や、咬合支持を失っている場合、審美的な問題が生じた場合は、即日仮義歯を作製する体制をとります。
各領域で専任の歯科技工士が常勤しているからこそ可能な治療フローだと考えています。

治療に恐怖感がある方への対応

緊張状態が極度の状態で歯科治療を行うと、トラウマを生じることや、心因性ショックへと繋がることが考えられます。
その場合、笑気吸入鎮静法や静脈沈静法で安静状態に導いてから処置を行います。

嘔吐反射が強い方への治療

口腔内の粘膜への接触で嘔吐反射が起こる場合、表面麻酔のスプレーで反射が軽減する場合があります。
重度の場合は笑気麻酔や静脈内鎮静法を併用することもあります。

口が開かない方への治療

顎関節症などで開口が困難である場合、当院では口腔周囲筋の拘縮(こわばり)をマニュプレーションと呼ばれる方法を行うことでほぐしてから歯科治療を行います。

インプラント治療について

インプラント治療について

インプラント治療とは、歯が抜けてしまった場合に行う補綴[ほてつ]治療(歯の機能を補う治療)のひとつとなります。
人工歯根(フィクスチャー)を用いることで、安定した噛む力を得られるのが特徴です。人工歯根を直接、顎の骨に埋め入れることで、健康な歯と同などの機能の回復を期待できます。
また、人工歯根の上に被せる人工歯(被せ物)は、周囲の歯の色に合わせることができ、自然な見た目を得ることも可能です。
天然歯に近い「美しさ」と「機能性」を兼ね備えていることから、補綴[ほてつ]治療として患者様の選択肢の一つとなっています。

従来の治療法との比較

  インプラント 入れ歯 ブリッジ
治療法 インプラント 入れ歯 ブリッジ
メリット ・自分の歯と近い見た目で失った歯の回復を期待できる
・自分の歯に近い噛み心地の回復に繋がる
・メインテナンス次第で、長期的に使用できる
・顎骨が痩せることの予防に繋がる
・健康な歯へのダメージが抑えられる
・治療期間が短くすみやすい
・歯を削る必要がない
・公的医療保険が適用される入れ歯の場合は費用の負担が抑えられる
・審美性に配慮した治療が受けやすい
・噛み合わせの回復に繋がる
デメリット ・治療期間が長くなりやすい
・公的医療保険が適用されないため、費用の負担がかかる
・公的医療保険の範囲内の治療では審美性に劣る場合がある
・装着時に違和感を感じることがある
・ずれたり、外れてしまうことがある
・顎骨が痩せやすくなる
・定期的な調整が必要になる場合がある
・食べ物のかすが詰まりやすい
・歯を失った両枠の歯を土台にするため削る必要がある
・土台となった歯に負荷がかかる
・顎骨が痩せてくる場合がある

治療の流れ

  • 初診(カウンセリング)

    インプラント治療を始めるのに当たって、カウンセリングを行います。
    治療への不安なども遠慮なくご相談ください。
    当院では患者様が不安を解消していただいてから治療に入るように努めています。

  • 診査・診断

    精密検査にて口腔内や全身の健康状態のチェックをしていきます。
    歯科用CTでは顎骨の量を診て、インプラント治療をすぐ開始できるかを診断していきます。

  • 治療計画

    CT撮影などで得たデータと患者様のご要望をもとに治療計画を立てていきます。

  • 人工歯根の埋め入れ手術

    人工歯根を顎の骨に埋め入れます。
    手術時間は約60分程です。

  • 治療期間

    人工歯根を埋め入れたら、顎の骨と結合するまで治癒期間(3ヶ月程度)を置きます。

  • アバットメントの連結手術

    人工歯根と顎の骨が結合したら、被せ物の土台となるアバットメントを連結していきます。

  • 被せ物の装着手術

    アバットメントの上から被せ物を装着し、インプラント治療が完了です。

  • 定期検診(メインテナンス)

    インプラントは虫歯にこそなりませんが、インプラントまわりの歯周組織のケアを疎かにすると、歯周病にかかってしまう場合があります。
    健康な歯と同様にしっかりブラッシングを行い、併せて歯科医院での定期検診を受けることをご案内しています。

治療後のメインテナンスの重要性について

治療後のメインテナンスの重要性について

インプラント治療を受けることで、健康な歯に近い見た目と機能の回復が期待できます。
しかし、治療後のケアを怠ると、インプラントまわりの歯周組織が歯周病(インプラント周囲炎)を発症する場合があり、放置してしまった場合などは最終的にインプラントが抜け落ちてしまう恐れも考えられます。
せっかく治療で手に入れたインプラント治療後の人工歯を維持できるように、次のようなケアをご案内しています。

治療後に必要な2つのケア

どんなに丁寧にブラッシングしているつもりでも、歯の隙間や歯並びが悪い箇所の汚れはどうしても残ってしまうものです。
毎日のホームケアに歯科医院でのプロフェッショナルケアをプラスして、インプラントを長持ちさせることをご案内しています。

ホームケア

ご自宅行っていただくケアになります。

・ブラッシング
毎日のブラッシングはやはり基本です。食後に必ず行いましょう。
・デンタルフロスによるケア
歯ブラシが届かない歯の隙間の汚れもケアすることができます。
・洗口液でのうがい
口に含んで口腔内を洗います。ブラッシングの補助として使いましょう。

プロフェッショナルケア

歯科医院などで受けるケアです。
半年に1〜2回くらいのペースで歯科医院のケアを受けることをご案内しています。

・スケーリング
ブラッシングでは落としきれない汚れを専用の器具を使って除去していきます。
・ブラッシング指導
歯並びなど口腔内の特徴に合わせて、適切なブラッシングを指導していきます。

※治療結果は個人差があります。

医療法人 祐歯会 とがし歯科医院の基本情報

住所
849-1312
佐賀県鹿島市納富分2919-9

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診療時間
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