藤島歯科医院 医院HP
徳島県徳島市津田町4-1-64
インプラントとは
インプラントとは、歯が抜けたところに天然の歯根に代わる人工的な歯根を埋め込み、骨としっかりと結合した後、その上に歯を作り、見た目と噛む機能を治療する方法です。インプラントの材料は、生体との親和性が良く、腐食もほとんどないといわれています。
部分入れ歯が嫌な方、入れ歯が合わない・噛めない・健康な歯を削らずに噛めるようにしたい方におすすめの治療方法です。
インプラント治療の流れ
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治療計画を立てる
インプラント治療を行うにあたり、治療後の状態も見据えた治療計画を立てます。
十分なカウンセリングを基に、それぞれの患者様に適切な治療方法をご提案させていただきます。
インプラント治療のメリットだけでなく、デメリットもきちんとご説明いたします。 -
人工歯根を埋め入れる
歯の根の代わりとなる人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め入れる手術を行います。
埋め入れるのに必要な骨の厚みが足りない場合は、骨の厚みを増やす補助手術を行います。 -
人工歯根が骨と結合するのを待つ(約3ヵ月〜約6ヵ月)
埋め入れた人工歯根が骨としっかり結合するまで治癒期間を設けます。
個人差はありますが、およそ3ヵ月〜約6ヵ月の期間が必要となります。結合した後、アバットメントを装着します。 -
上部構造(歯の形となる部分)の設置
仮の上部構造を用いて、人工歯根と骨との結合具合の確認と、最終的に取り付ける上部構造の調整を行います。
人工歯根がしっかり結合したことが確認されると、調整の済んだ上部構造を取りつけます。 -
メンテナンス
一連のインプラント手術(STEP2〜4)が終わった後は、半年〜1年に1回ほどの定期的なメインテナンスを行っていきます。
インプラント手術が終わった時点で、すべてのインプラント治療は終わりだと思われがちですが、インプラントを入れた後は何も問題が起きないというわけではありません。ご自分の天然歯と同様にインプラントと長く付き合っていくためにも「毎日のケア」「定期的なメンテナンス」がとても重要だと考えます。
当院のインプラント治療
シミュレーションシステム
コンピュータガイドシステムによるインプラント治療です。
患者様の顎の骨を、歯科用CTスキャンを用いて立体的にシミュレーションし、そのデータを基にガイドを作成します。
ガイドには、それぞれの患者様ごとにインプラントの埋め入れる箇所や深さ、角度などが記録され、手術時に装着することでインプラントを適切に埋め入れるためのテンプレートになります。
インプラント手術は、このガイドに沿ってインプラントを埋め入れる箇所だけに小さな穴をあけて行います。歯肉を切開することなく負担の少ない手術といえます。
また、事前に作成しておいた人工の歯を、手術当日に装着することも可能です。
All-on-4(オール・オン・フォー)
患者様のQOL(生活の質)を高めるため、機能的・審美的に考えられた治療方法です。
骨移植をせず既存の骨を有効利用することにより、4本のインプラントで12本の歯を支える、シンプルで画期的な治療方法といえます。手術後2〜3時間で固定性の人工歯の装着ができます。
シミュレーションシステムと組み合わせることで、より負担の少ない治療が可能となりました。