おざわクリニック 医院HP

▲ インプラント手術風景

インプラントとは、歯が抜けたところに天然の歯根に代わる人工的な歯根を埋め込み、骨としっかりと結合した後、その上に歯を作り、見た目もきれいに、また噛むのも快適にする方法です。インプラント材料は、厚労省に認可され、生体との親和性がよく、腐食もありません。 部分入れ歯が嫌な方、入れ歯があわない・噛めない・健康な歯を削らずに噛めるようにしたい方に適した治療法です。

インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。 ブラッシングの方法などについて適切な指導を受け、また半年に１回程度の定期検診を受けて、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します。

インプラント治療には手抜きは禁物です。インプラント治療は生体に人工の歯根を埋め込む高度な治療です。
また、低価格だけを謳う治療には十分な注意が必要です。コスト削減により手抜きや材料の違いがありえるからです。
リカバリー治療にはたくさんの費用がかかります。慎重に検討してください。

手術用ガイドの活用

コンピュータで設計したとおりにインプラント手術を行うシステムを導入しています。
歯を失った部分を理想的な状態に修復するように治療シミュレーションを設計し、この情報に合わせて手術を行い、人工歯を作り、失った歯を補います。
これは、建物の建築に似ていると考えています。
建築士は建物の設計を行い、その設計通りに基礎や柱の位置を正確に建て、その上物のビルなどを作っていきますが、手術用ガイドを活用することで、最終的な歯の位置を元にその土台であるインプラントの位置を正確に決めることでより良い治療をご提供できるものです。

インプラント治療は埋入位置が重要になってきます。そのため、手術用ガイドのテンプレートを手術時に併用することで、より正確な手術に繋げられます。

ナビゲーションシステムを活用したインプラント手術

手術用ガイドを活用するのと同じように、コンピュータで設計した治療計画に合わせて正確に手術する方法も導入しています。

患者様の顎の位置、ドリルの位置、ドリルを使用する方向・深さなどを特殊なカメラで捉えることで、ディスプレイ上にナビゲーションがされます。それに合わせて正確に手術を行う方法です。
この方法の場合は、手術時に使用するテンプレートを作る必要が無いため、治療開始までの期間を短くすることができ、スピーディーに手術に進むことができます。